誕生表に込めた思い
当園があります小牧市からも新型コロナウィルス感染症の拡大に伴う私立幼稚園の利用中止の要請の通知が届き、予定から期間が延長となり、5月31日(日)までとなりました。今、頑張れば、5月7日には、子どもたちに会えるんだと、そしてきっと、子どもたちも、今、頑張れば、もうすぐ幼稚園が始まるんだと思ってくれていたと思いますので残念な気持ちが先立ちましたが、やはり、未だに感染が拡大し続けている中では危険です。命は何にも替えられないですから、あと、1か月と少し、お家で過ごしてそして安心、安全な時が来ることを待ちましょう。私たち職員も、子どもたちが幼稚園が始まることに期待を持ち続けられるように今後のことも色々と考えていこうと思っています。
子どもたちのことを待ち続けているお部屋のお話しを先日、紹介させていただきました。誕生表と窓絵は、各担任がクラスの子どもたちへの思いを込めて絵本を選び、それをモチーフに工夫しています。5月の園だよりでその思いをお伝えする予定でしたが、5月の園だよりは発行せず、ご連絡は随時、メール等でお知らせしていくことにしましたので、本日、こちらの方でお伝えさせていただきます。
さあ、みんなのおへやにしゅっぱつ!
『ペネロペあいさつできるかな』 主人公のペネロペはれんげ組のみんなと一緒の3歳の女の子です。そんなペネロペの幼稚園で過ごす1日や様々な出来事がお話になっています。お絵描きをしたり、雪遊びをしたり、毎日楽しいことで大忙しです。そのようなことから、れんげ組の子どもたちにも幼稚園が楽しくて面白い場所だと感じてほしいなと思います。また、ペネロペのように、愛らしい失敗も毎日を素敵に変えていけるよう、いろいろなことに恐れずに取り組んでほしいという想いも込めています。1年間みんなで楽しい園生活が送ることができるよう努力していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ねんしょう たんぽぽぐみ
『よるのわがしやさん』 昔から愛されてきた美味しい和菓子たちが夜になると、洋菓子のお店に偵察に行きます。5人で力を合わせてビルをよじ登ったり、人目につきそうな時は忍法を使って、仲間に変身したりと1人では難しいこともみんなで力を合わせて乗り越えていきます。みんなで乗り越えた先に素敵な出会いも待っていました。これから始まる、友だちや先生と過ごす初めての園生活の日々を共に楽しみ、たんぽぽ組やひまわり幼稚園での出会いを大切にできたらいいなと思います。「また幼稚園で遊びたいな、行きたいな。」と思える温かいクラスになるよう努めていこうと思います。1年間どうぞよろしくお願いいたします。
ねんちゅう すみれぐみ
『チロルちゃんとプクプク』 絵柄がとても柔らかくて暖かい雰囲気なところからこの絵本が気になりました。お話の中でプクプクをはじめとする動物たちが協力して美味しいシチューを作ろうとする場面があります。シチューが美味しくならない・・・。とショックを受けてしまう動物たちですが、美味しくなることを信じてみんなで頑張っている姿に感動しました。そして、きっとすみれ組の子どもたちも、黄色バッチのお兄さん・お姉さんになり、文字の書き方や絵の具など初めてのことが増えていく中で自分が得意なこと苦手なことが出てくると思いますが、得意なことを伸ばしたり、苦手なことに直面しても、プクプクたちのようにみんなで協力していけるようなクラスにしていきたいです。子どもたちと毎日、楽しくすごせるよう頑張ります、1年間どうぞよろしくお願いいたします。
ねんちゅう ばらぐみ
『ジャッキーのたからもの』 いたずら好きなジャッキーはお兄ちゃんたちに怒られて家を出て遊びに行ってしまいます。心配したお兄ちゃんたちはジャッキーを探しに行きますが、途中でロイ兄ちゃんがケガをしてしまいます。そんなお兄ちゃんを助けにいきます。ジャッキーが自分にとって、「本当のたからものとは何か」に気づくお話です。新しいクラスに、新しいお友だち。みんなで1年間、楽しく過ごして素敵な思い出をつくっていけたらと思います。そして、みんなもジャッキーのように、「たからもの」を一緒に探していきましょうね!1年間、どうぞよろしくお願いいたします。
ねんちょう すずらんぐみ
『ノホホンむらのねこたち』 何か新しいことがしたい!と、ノホホンむらに引越しをしてきたねこのノアールくん。いろいろな仕事を持つ、ご近所さんに挨拶をして回るうちに、やりたいことがだんだんと見えていきます。すずらんぐみの子どもたちにもクラスのお友だち、幼稚園のお友だちとの関わりの中で、自分の好きなこと、やりたいことをみつけていってほしいと思います。ノアールくんみたいにたくさんのお友だちと関わりをもってみんなで協力して楽しい思い出を作っていきたいと思います。1年間、どうぞよろしくお願いいたします。
ねんちょう ゆりぐみ
『あかずきんちゃん』 みんなが知っている「あかずきんちゃん」とは少し違い、怖いおおかみは出てきません。元気なあかずきんちゃんと優しいあさん、そしてお友だちがほしい寂しがり屋のおおかみの心温まる物語です。ゆり組の子どもたちには、自分の気持ちを言葉にすることの大切さに気づいてほしい、そして先入観を持たずに様々なことに積極的に挑戦してほしいという想いを込めてこの絵本を選びました。1年間、子どもたちの成長に寄り添いながら努力して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
と、各教室に込められた、お部屋の先生の思いや願いでした。そして、今、現在の願いは、「安心・安全に過ごせる日が来て、早くみんなに会えますように。」です。また、親子ですごす時間に、親子で絵本を読むこともいいですね。もう、何回も読んだよっていう絵本もきっと何回も読み返していくうちに新たな発見があったり、こんなところにこんな絵があったんだって気づくかもしれませんね。子どもたちが大きくなってから、思い出の1冊って何になるのでしょう。お父様やお母様にも、きっと忘れられない絵本ってあるのではないですか?また、ぜひ教えてください。
あれは、どうなったかな~。 お・し・ば・な・・・ 1度、そっとめくってみたら、まだ、挟んでいたティッシュが湿っぽかったので、ティッシュを取り換えて、再度、また重たい本を上に置いておきました。
ああ~、花びらが少し、まがってしまった~。挟む時にもっと、慎重にもっと丁寧にすればよかった・・・と、後悔。これを反省に、また挑戦してみますが、せっかく、少しまがってしまいましたが、できそうなので、この押し花を使って何か作れないか考えてみますね。お楽しみに。
☆ 今、世間ではマスク不足と共に、体温計不足にもなっています。その中、保護者の方が、体温計を幼稚園に寄付してくださいました。幼稚園にも体温計は日頃から用意はしていますが、もし、壊れてしまった場合に、すぐに手に入るのかどうかと不安な状態でありましたので、本当にその温かいお気持ちが嬉しかったです。先日も、マスクを寄付してくださった方もいらっしゃいました。本当にどうもありがとうございました。私たちも子どもたちが安全に安心して登園できる日を迎えれるように頑張ります。皆様も大変でしょうけれど、明るく元気に過ごしていてくださいね。