うんとこしょ どっこいしょ(おいもほり)
秋の美味しい食材のひとつに『さつまいも』は必ず入りますよね。今日は、寒すぎず、暑すぎずの絶好の、おいもほり日和になりました。
幼稚園からバスで5分もかからないほどの距離ですが、クラスごとに交代でバスに乗って、おいもほりに出発!!です。おいもほりは楽しみなのですが、中にはそれ以上に、バスに乗ることを楽しみにしている子もいたようです。バス通園でない子にとってはきっと幼稚園のバスに乗って出かけることも楽しみなのでしょうね。
苗から今日のおいもほりができるまでの状態にお世話をしていただいていた、アグリ尾張中央の方々に感謝の気持ちを込めてお礼を伝えて、よし!おいもほり始めましょう。
最初に到着したのは、年長さん。幼稚園でのおいもほりはもう何回目かな。スコップを上手に使って掘っていきます。さすが年長さん、つるを辿って掘っています。
年中さんも到着してきました。さあ、おいも出てくるかな。おいもがチラッと顔を出しているのを発見した時の「あっ!」という喜びの声があちこちから聞こえてきました。チラッと見えてきてからが慎重にですよ~。慌てて掘るとポキッと折れてしまったりすることも。そんな時は、「あっ、はんぶんこになっちゃった。」と。
袋においもを入れて重たそうに戻っていく姿をじ~っと見ながらわくわくと到着したのは、年少さん。年少さんと満3歳児さんのところは、実は先に少し掘り起こしておいもが採りやすくしておいたので、手で土をよけながら少し掘っていくと・・・「おいもあったよ!」「みてみて~」と笑顔で喜びの声。そのように、ちょっとだけ、宝探しのようにしかけておいたかのようなところもありますが、その喜びの声と、幼稚園の砂場の砂とは違う畑の土の感じを手で感じながら、おいもをつかんで喜んでいる姿が本当に可愛いのです。
そして、この畑でも赤帽子がとっても目立っていたのが満3歳児のあさがお組さん。まだ入園して間もない子も、いきなりのおいもほりでしたが、泣く子もいなく、逆にどの子もみんなニッコニコ。年少さんと満3歳児さんは軍手の使用をしなかったのですが、軍手をしていたお兄ちゃんやお姉ちゃんクラスの姿を見ていたのか、いつの間にか、黒い軍手をしている子が・・・。えっ?それ、どうしたの?には、「わたしてぶくろないの、てぶくろする~。」と、いつの間にか、現地の尾張中央の方とおしゃべりをしていたらしく、その方もきっと、あまりの可愛さに持っていた軍手を貸してくれていたようでした。
さつまいも料理は何が好きですか? 芋天ぷら、スイートポテト、大学いも、鬼まんじゅう 他には何がありますか。お家で美味しく召し上がってくださいね。幼稚園では、6日(金)に給食でおいもご飯がでますよ。
あと、これが自然なのですが。実は、今年のおいもは昨年と比べると少し不作の年だったようです。こればかりは、その年の雨量や気温や色々なことが関係してくるようですので仕方のないことですが、子どもたちのおいもほりには十分なおいもの量が収穫できました。子どもたちの中でも、「〇〇組の時はもっととれたんだよ。」と、昨年の収穫量を覚えている子も。これには、「その年の雨の量や暑い日が多かったかとかいろいろ違うみたいだよ。」と事実をお話しました、「へえ~。」と納得してくれたようでした。それだけ、色々な作物を作ることは自然との闘いなのだということも実感しました。アグリ尾張中央の皆様、お世話になり、どうもありがとうございました。
明日は、11月生まれのお友だちのお誕生会です。みんなでお祝いしましょうね。そして、午後からは、10月・11月生まれの合同誕生会ですので半日保育になります。