子どもたちのいろいろな表情
マスク生活が当たり前のようになった現在、表情で伝えたり、伝わったりということが難しい中ですが、幼稚園での生活で子どもたちはいろいろな表情をしていること伝わってきますよ。目しか出ていないのに不思議なのですが、伝わるんですよ。
年長さんはお作法の時間がありました。お作法の時間の表情はちょっぴり緊張気味の真剣な表情。講師の今井先生ご夫婦もとても優しい方で、本来ですとお茶をいただく時間はリラックスして穏やかにいただきたいとこですが、子どもたちにとっては少しばかり緊張のようです。
ご主人様・お客様とお友だち同士で行っていたことをコロナ対策で自分で運んだお菓子は自分で食べて、自分で点てたお茶は自分で飲むというやり方に変更で行っていました。
お菓子を運ぶ時も落とさないように、そ~っと、そ~っと。ドキドキ。
そのお菓子がのっている懐紙には、新年1月にぴったりな宝船の絵がついていました。
自分で茶筅を使いシャカシャカと点てたお茶をいただきます。最後は、ズズズ~っと音をたてて飲み干すことが作法で、子どもたちからも、ズズズ~っといい音がしていました。音をたてて飲むことって逆にいけないことかと思ってしまいますよね。
最後に飲み口を指で挟んで拭き、その指はお菓子を置いていた懐紙で拭きます。
先日のマラソン大会でも、悔しい顔・やりきったという達成感な顔・そしてお作法での真剣な顔・発表会の練習でのキリっとした顔などなど、年長さんの表情は本当にいろいろと変化します。マスクがあってもわかりますよ~。また、その表情から感動をもらうんですよ。
生活発表会でも、子どもたちはきっといろいろな表情を見せてくれると思います。今日も、楽しそうな笑い声も混ぜながら、音楽が聞こえてきました。
年中さんは、『竹取物語』を披露する予定で、頑張っています。何の役かな、なんだか勇ましい感じでしたよ。
こちらも何の役を演技しているのかな。かわいかったですよ。
初めての発表会の年少さんのお部屋からもかわいい姿が。年少さんは動物になって踊ります。何の動物になるのかな、お楽しみに。
昨年度の造形展で共同で製作したぞうさんがまだ、子どもたちのことを見守っています。出来上がった当初よりはかなり歳をとってしまったようにみえるぞうさんですが、ふと見ると、ぞうさんのまっすぐに伸びた長い鼻を両手で抱えている子が・・・ぞうさんに持ち上げられているみたいでかわいい~(ちょっと鼻の付け根がみんなに可愛がられて危険になっていますが・・)。その後も、ダンボの耳のように耳をパタパタと動かして遊んでいたりと、まだまだ昨年度のぞうさん優しく子どもたちを見守ってくれていますね。
明日も、子どもたちがいろいろな表情をしてくれると思います。まずは朝、元気な笑顔で登園してきてくださいね。待っています。