活動記録

雨の1日。芸術の秋を実感していました。

2022年10月7日

ずっと朝から雨の1日。昨日みたいに、外でわーい!と走り回れないけど、つまらないなあ。にはね、ならないよね!

そんな1日は、芸術の秋を感じよう。

1学期にも『五感を感じて描こう』に各クラスいろいろな題材で絵を描きました。今回も、同じ題材で描きます。入園、進級して間もない時に感じたことと、あれから、5ヵ月、子どもたちにとっての5カ月って体も心もとても大きく成長します。今回は、どのように感じながら描いていくんかな。

《年長すずらん組 そら豆》

そら豆は季節物で、今の時季は手に入れることが難しいため、春に用意したものを冷凍させて保存しておきました。

なので、子どもたちも、五感の中の触覚が、「冷たいよ。」も感じたようです。


冷凍したせいか、春の時よりも、豆にしわが入ってしまっていましたが、この視覚も子どもたちはどう感じたのかな。
子どもたちの中でのそら豆のイメージ、そら豆のお話が膨らみ、筆がどんどん進んでいました。

《年長ゆり組 うさぎのもふ》

いつもは、1階の事務所にいる、もふちゃん。今日は再びモデルという大役を受け、2階の、ゆり組にケージごと移動しました。優しいゆり組さんなので、もふちゃんも興奮することなくいつも通りリラックス。さすが、モデル~~。

子どもたち一人一人が、もふちゃんを五感で感じ(味覚は感じられないですが)ながら、それぞれの物語が出来上がっていて、絵からも子どもたちの優しさが溢れていました。子どもって本当に夢があるなあ。

「もふちゃんがね! 〇〇してね、〇〇になってるんだよ・・・」と、頭の中で話を作りながら同時に筆を進めていてすごいなあ。

《年少たんぽぽ組 三色だんご》

先に年長さんの様子を見ている間に、絵の題材が~~、五感のうちの触覚をたくさん受けられて、すでに原型が変わっているという状態の三色だんごでしたが。 うんうん、触ってみることも感じることで大事だよね・・・。

三色だんご描きましょうというお題だったら、大人だと、三色とつく通りに三色の色のだんごを描くと思いますが、子どもたちは三色どころか、いったい何色?なくらいのしかも様々な大きさのだんごを描いていたりと、本当に子どもたちの感覚って柔らかいというか純粋というか、すごいところです。

触覚を受けすぎていた三色だんごですが、お決まりの、「先生が食べようかな~~」には、
「ダメ~~!」 の大きな✕をいただきました。

《年少れんげ組 ドーナツ》

こちらもおいそうなドーナツが題材です。甘い匂いも臭覚で感じます。
では、こちらでも、「先生が食べようかな~~」(2回目) すると、今回も全く同じバッテン✕ポーズをいただきました。子どもたちが体を大きく使って表現するポーズってかわいいですよね。

『五感を感じて描こう』は、1回目と五か月後の2回目を並べる状態にして、造形展に展示予定ですので、お子様の成長を感じていただけることと思います。楽しみにしていてくださいね。

《年中組 スチレン版画》

そして、年中さんもこちらの五感を感じて描こうも取り組みますが、本日は、『スチレン版画』に挑戦していました。

スチレン版という薄い発砲スチロールのようなものに絵を描き、へこませていくのです。(説明がへたですみません)これが、紙に描くのとはまた違って力の入れ具合が難しく、弱いと浮き出ないし、強いと穴が開いてしまうし、なんです。

今日は、いよいよ、描いた板にインクを付けて刷るようですよ。

好きな色を選び、指でぬりぬり。

インクが全面についたら、いよいよ、ゴシゴシの作業です。 そうそう、力を入れてゴシゴシ。でも、これも力いれすぎちゃうと破れちゃう。

さあ、どんな刷り上がりになっているのかな。こちらも、造形展に展示予定です。お楽しみに。

と、今日は運動会モードを運動会前ですが、ちょっぴりここで一息な感じで、芸術を楽しんでいたようです。明日から3連休に入りますが、連休明けは運動会がもうあとすぐになってきます。楽しみながらも体調に気を付けながら過ごしていきましょう。次は11日(火)になります。元気いっぱいのみんなの姿を待っていますね。