いらっしゃいませ~!ひまわり水族館でお店屋さんごっこ
みんなのちからを合わせて作りあげた『ひまわり水族館』。造形展でお家の方にも見ていただき、これにて終了~ではありませんよ。今日は、この、ひまわり水族館でお店屋さんごっこをしました。
造形展の時は、出来上がった水族館を見ていただきましたが、その時は、その水族館で働いている人がいなかったので、体験コーナー・ふれあいコーナー・お土産やさんも「これほしいな。」と思っても店員さんがいなかったですよね。でも、今日は、子どもたちが店員さんになったり、水族館の人になったり、また、お客さんになったりとそれはそれは盛り上がっていましたよ。
「ようこそ、ひまわりすいぞくかんへ。」と元気でしかもとても丁寧な接客の店員さんに出迎えてもらい中に進んでいきます。
ふれあいコーナーでは、こうやって、カワウソと握手ができたりするんですよと紹介があり、「あ~、やってみたい!」 水族館では、これ欲しい・あれ買いたいだけでなく、やってみたい・遊んでみたいという気持ちにもなるんですね。しかし、悩みどころは、1人5枚のチケットを持っての水族館。物だけでなく、このような体験コーナーでも「チケット1まいでーす。」で、チケットを使ってしまい・・・魚のえさやりもやりたいなも、「チケット1まいでーす。」最初は、5枚も持っているので「あるよ~」と気前よく出していたら、いつの間にか、あと1枚しかない~と遊びすぎタイプがいたり。
体験よりも、まずはおみやげとおみやげコーナーにいちもくさん、これとあれとと、お父さんやお母さんにおみやげをチケットを使って買っている子も。あっという間に、おつかいカバンがパンパンになった後に、逆に今度は、ふれあいコーナーで「チケット1まいでーす。」と言われて残りのチケットを焦って確認していたり・・・と、おもしろ~い。
「いらっしゃいませ。」「これください。」「これやりたいです。」「ありがとうございます。」「ありがとうございます。」と言った、お店屋さんとお客さんという会話も子どもたちが自然とやりとりしているので、普段、お家の方の買い物のやりとりをよく見ているんでしょうね。
お店屋さんごっこも、日常、子どもたちが、家族ごっこ・アイスクリーム屋さんごっこ・ケーキ屋さんごっこなど〇〇ごっこと言ってよく遊んでいることの延長かもしれませんが、なりきってあそぶごっこ遊びって本当に微笑ましいものです。
また、自分が作ったものではなく、お友だちが作ったものを「これほしい。」「これください。」ってことは、お友だちが作ったものをすごい!いいなあって感じているってことですよね。その気持ちって素敵な気持ちです。
1人5枚のチケットを考えて使おうねのスタートが、体験コーナーでチケットを使いすぎて「チケットがもうない。」だったり、「あと、おばあちゃんにも買いたいんだけど・・・」子どもたちのそんな姿を見たらね、優しい園長先生、「先生たち、チケットを子どもたちに追加で渡してあげて。」の天の声で、チケット追加配布~! 子どもたち大喜び。
『ひまわり水族館』をこれからもずっとここで開館していたかったのですが、そこは幼稚園のホール。本日、閉館を迎えました。お買い物ごっことは別で閉館の作業中、一生懸命にみんなで作った看板や生き物や川や水槽などなどの大物も自分が欲しいなと思ったものを持ち帰りました。
もしかして、大きな段ボールだったり、かたまりを抱えている我が子を見て、ギャ~と心の声だったかもしれないのに、「すごいのゲットしたんだね。」「車にがんばっていれよう」と、子どもたちに寄り添って声をかけてあげていることにじ~ん、優しいなあ。だって、本音は、お家にどうしよう・・・かもですが。それも子どもたちが一生懸命に作り上げた力作です、しばらく、少しの間、閉館してしまったひまわり水族館の思い出話に飾ってください。
ちなみに、私もチケットを購入して、お買い物をしてきました。お店屋さんおすすめの黒い魚。あとは小物入れ。
「これ、買ったからあげるよ。」♡ 緑のへびは、プレゼントでした ♡ 大事にしなきゃ。へび。
ということで、大盛り上がりのお店屋さんごっこを終え、ひまわり水族館も閉館。この、ひまわり水族館オープンに向けての準備で本当に子どもたちがひとつになれた気がします。
「ありがとう、ひまわり水族館、感動をありがとう。」
さあ、残りの12月、毎日毎日、楽しいことがいっぱいで目まぐるしいですが、明日は「おもちつき」です。おもちをつくにはちからがいりますよ、元気がいりますよ、ゆっくり休んでまた明日、待っていますね。