♪ も~ちつ~き ぺったんこ ♪ (おもちつき)
もち米を蒸すいい匂いがしてきた幼稚園。 今日は、幼稚園で、「おもちつき」。毎日、楽しいことがいっぱい。登園してくる際に、「今日は幼稚園で〇〇があるよ!」と声をかけると準備が早くなるんですとのお話も聞きました。子どもたちが幼稚園で計画していることをわくわくと楽しみにしていてくれていることって嬉しいです。よーし!もっともっと子どもたちを楽しませちゃうぞ~な気持ちになってくる私たちです。
さあ、もち米が蒸しあがって、いよいよ、おもちつき開始~。
最初は、まだもち米の粒々が残っているところを力持ちの大人の方が杵でこねてつぶしてくれます。その様子を見て、同じようにマネをしたり、もう釘付けです。
みんなの番ですよ! 杵は重たいです。でも、重たい杵だからこそ、柔らかいおもちがつけるのですよ。がんばれ~!「そーれ、ヨイショ~、ヨイショ~」
大きな重たい杵なので、あさがお組さんは今回はお兄ちゃん・お姉ちゃんの様子を見学。おもちの匂いを感じて、「ごはんのにおい~。」思わず、ぺったんこ、ぺったんことリズムに合わせて体が動いているところ、可愛いですね。
こちらのおもちつきの様子の写真には、一緒におもちつきに参加したがっている、うさぎのもふちゃんが実はじ~っとみんなのことを見ていたのですよ、が、写っていているんです。もふちゃんを探せをしてみてください。見えるかな~。
今の時代、ご家庭で石臼を使ってお餅を作るってなかなかないですよね。子どもたちに、新年を迎える前に、昔ながらの方法でお餅が出来るまでを経験してほしいなという願いが楽しそうな子どもたちの笑顔・やる気・わくわくに繋がってよかったです。
そして午後からは、花もち作りをしました。
白・ピンク・黄・緑 の4色に色付けしたお餅を少し取り、手でくるくる。もう、これは普段の粘土あそびが生かされていましたね。みんなとってもじょうず。
この地方よりももっともっと寒く、冬は雪景色ばかりな地方では、このように花もちを作って飾って華やかにしていたという由来や、新年がいい年になりますようにな願いを込めてな由来などいろいろなようですが、幼稚園では桃花台ひまわり幼稚園の子どもたち、そしてご家族の皆様、そして、ここを巣立っていった卒園児の子どもたち、そしてご家族の皆様、みんなみんなが、ずっとずっと健康で笑顔でいられますようにの願いです。
だんだんと木が華やかになってきましたよ。年少さんも頑張りました。
これのまたすごい所が、みんな同じように見えるお餅の花。子どもたちは、自分がどこに付けたのかをしっかり覚えていて、「わたしのこれ。」「ここにつけたよ!」
そして実はまたこれがすごいのが、今回のおもちつきで使用したもち米は、なんと!年長さんが田植え、稲刈り、脱穀とお米作りをしてきたお米なんですよ。それが、いよいよ、幼稚園にやってきて、蒸されて・つかれて・丸められて・・・お餅となったのです! あの細くて小さな苗から、おもちになったってすごい。年長さん、お米作りご苦労様でした。お餅は、のし餅にして子どもたちが少しずつ持ち帰る予定で準備しています。
もち米でも「緑米」という古代米の一種の品種だそうです。また、この緑米、お米の状態で少しずつ全園児が持ち帰る予定ですので、そのもち米も白米に混ぜてもっちりごはんにしてお召し上がりください。楽しみにしていてくださいね。