活動記録

お子様の点てたお抹茶の味はどうでしたか?(お茶会 年長組)

2022年3月3日

今日は、3月3日 ひなまつり です。 幼稚園のホールにも、雛人形が飾られています。雛人形の横には、お餅つきの時に全園児で作った花もちがあり更に華やかになっています。

そして、今日はこちらの野点傘もとてもいい雰囲気を作っていて・・・今日は何があるの?

年長組に進級してから、始まったお作法の時間、講師の今井先生から少しずついろいろな作法を教わり、今日がそのお作法の最後の時間となりました。最後の時間は、お家の方をお招きして、その腕前を披露しましょう。の、「お茶会」を開催しました。

お辞儀の姿勢も素晴らしいなあ。


このようなお茶会の場だけでなく、挨拶をしたり、お辞儀をしたりという立ち振る舞いがしっかりできることって、相手はもちろん、自分も気持ちがいいことです。

まずは、自分がお菓子やお茶をいただく姿を見ていただきました。おもてなしを受ける側です。どの子も、「ありがとうございます。」と言い、きれいなお辞儀ができていましたね。

さあ、いよいよ、今度は、おもてなしをする側ですよ。心を込めて、そして、いつもありがとうの気持ちを込めてお茶を点てます。そうそう、今までのお作法の時間に練習してきましたもんね。シャカシャカと泡立てて最後に「の」の字を書くんだったよね。

そして、もうひとつ、1人1人が違う茶碗にお茶を点てています。これは、造形展の時に展示させていただいていましたが、年長児が陶器の土から形を作り、飾り付けをして制作した、「世界にひとつだけの茶碗」 なのです。

この真剣な姿。 この集中力。 この立派な姿勢。 この可愛い姿。 年長さん、立派になりましたね。

できあがった、お抹茶をお母さん(お父さん・おじいちゃん・おばあちゃんの方もいましたね)に、ちょっと照れながら、ちょっとすごいでしょな顔だったりで「お茶をどうぞ」。世界にひとつだけの茶碗でお子様が点てたお抹茶の味はいかがでしたでしょうか? 嬉しそうに、おいしそうに召し上がる姿を見て、子どもたちもとても嬉しそうでしたよ。

お茶会の最後には、講師の今井先生から、「おしるし」を一人一人いただきました。一年間、お作法の時間にたくさんのことを学んで身に付けましたねという賞状のような意味のものになります。子どもたちも、何か賞をとったような気分でみんな嬉しそう。みんな頑張ったからですよ。

そしてお作法の時間の度に、子どもたちは季節を感じることもできていました。その中にひとつに、お菓子をのせる懐紙の絵があります。今回、子どもたちが使用した懐紙には、おひなさまの絵が描かれていましたよ。


お菓子を食べる・お茶を飲む・あいさつをする、など何気ない行動がこのように美しく振舞うことができることって素敵なことです。和の心っていうんですかねえ、いいですよね。
ご家庭の方でも、お抹茶がなくても、麦茶? 緑茶? ジュース? 水? 牛乳? で、頂き方や振舞い方を思い出しながら親子でお茶会ごっこでも楽しんでみてはどうですか? 楽しそうですよね。またお話を聞かせてくださいね。

 

そんな、おしとやかな時間をすごしていた年長さんも、他の学年の子どもたちも、給食のひまなつりメニューに大喜び!

3色だんご人気がすごく、どの学年の子どもたちも、先生たちからの、「最後にね、おだんごがあるよ~~」につられて、あれ?いつもはこれあんまり食べないのになの食材もパクパクと食べていたりしたそうですよ。 おだんごパワーすごいなあ。

みんな、おだんご食べてパワーアップしていると思います。そのパワーで元気に過ごしていきましょうね!