活動記録

保育参観3日目(年中組・年長組)お絵描きの手がとまらない~

2022年5月18日

今日は保育参観最終日の3日目でした。昨日で年少さんは終了したので、今日は年中さんと年長さん。3日目でしかも、お兄ちゃん・お姉ちゃんたちの学年だったので、「わたしのママがいない~」「なんで今日はぼくのママいないの~」もなく逆に、「昨日、来てたから今日はいないよ~。」と、いたって冷静な子どもたちでビックリしました。

では、今日も、引き続き、『五感を感じて描こう』 !!

《年中・ばら組》かめ(うめちゃん)

ばら組におじゃましま~すした時には既に終盤にさしかかり、もう自由あそびに入っている子もいた中、

かけたよ!見て見て! とばかりに、かめ(うめちゃん)の水槽にひっつけて見せていたり、かわいいねえ。「わたしの家族まで描いてくれたの~! ありがとう!」(うめちゃんの思いを代弁)


お友だち同士で思いを話し合いながら、どんどんと描き進めていきます。もう、かめさんストーリーが止まらない、クレパスもあれこれと色を変えていきながら絵を描く手も止まらない~。どんどんと描きたいものがお話が進んでいくのが本当にすごい。

こちらの、かめさんストーリーもおもしろいんですよ!

かめさんから、青い手が出てまたまたそこから青い線が何本か伸びています。どうやらこれは、爪が伸びすぎてしまったらしく。そして更には、その爪の先には、爪を切るハサミが描いてあるんです。長いから、爪を切るらしいですよ。発想がいいなあ。

お絵描きを完成させ、粘土あそびにうつっていた子からも、すごい!を発見できました。写真だとその本物感が伝わりずらくもどかしいのですが、こちらは、「アップルパイ」 なんです。ちゃんと、パイ生地に包まれて、上面には焼き跡が彫られていてそして上にはりんごがのっている本格的なアップルパイ。あ~~、食べたくなっちゃったよ。

《年中・すみれ組》くつ

描く題材を基にでも、子どもたちがまず頭に浮かぶのは大好きな家族なのか、お母さんやお父さんやきょうだいの顔を描いてから、お母さんのくつを描く~と題材に進んでいく子が多く、やっぱりみんな家族が大好きなんだなあがとても伝わってきます。


くつの一部に小さな丸をいっぱい描いていたのですが・・・この観察力がすごく。この〇〇が敷き詰められているのは、上靴のメッシュの布の生地なんです。確かによ~く見るとメッシュ生地ってこう見えるんですよね。

おお~っ! この描き方、斬新! くつを紙の上に置いて、周りを辿って・・・確かにそれだったら、靴の大きさ、形、間違いないねえ。

《年長・すずらん組》そら豆

絵の具を使って色あそびをしてから、色を作ることも覚えてきて、「ピンクにする~、赤と白を混ぜるんだよ。」といいながら絵の具にはない色を次々と作っていました。

おっ! ここにも斬新な描き方している子、発見!

これ、なるほど~なんですよね。 そら豆をおいて、その周りをペンで辿って。 うん、これなら、大きさ実物大まちがいなしですね。

《年長・ゆり組》うさぎ(もふちゃん)

もふちゃんも2日目のモデル体験、楽しかったかな? それとも、お疲れかな?
年長さんは、ペンで描いてから、絵の具で色塗りにうつっていきます。そのように、段階を増やして根気強く描いていけるってのも、さすが年長さんです。


色を作ったり、また、水加減でグラデーションみたいに仕上がったりと、水彩絵の具を楽しんでいる感じも、さすが年長さんです。

もふちゃんという題材から自分たちの感覚で描いていくので、実際のもふちゃんの色ではなく、頭の中でのストーリーで色を作っていく子も多い中、こちらは、本当のもふちゃんを視覚で捉えて、見事に毛の色の変化をつけていっていました。本当にその色の通りなんです。お尻の方に向かって茶色?のような部分があったり、所々色が違うとこも見逃してないとこがすごい!

《年長・染物》

本日も2階のテラスには、皆様から集めさせていただいたお鍋が並び、それぞれに、玉ねぎの皮・さつき・パンジー・緑茶などから抽出した色の液が入っていて、お家の方とどの色にするか決めて染物体験をしていました。
染める前に、まずは色が付きやすくなるので、みょうばんの液につけます。みょうばんだけでは色はつかないので、それをしぼって色液の方につけます。


どれにしようかな~。 「わあ、色がついてきたよ」 手つきが染物職人風。

それは、あのアベノマスクだなあ。かわいいピンク色になって、それなら人気だったかもしれないですね。

え~っ、最初からその色だったかのようにきれいな黄色に染まりましたね!

全て自然の物から作った色ってとこがなんだかすごいですよね。他にも、こんな物も色が出そうですよ~な情報がありましたら教えてくださいね。

初めての幼稚園で初めての参観日、進級して初めての参観日、お子様の様子はどうでしたでしょうか。参観日でいつも通りのそのままの姿ですごす子と、また、ドキドキしちゃって、あれ?いつもはもっと元気だよね、また、うれしさのあまりいつもよりテンションがあがりすぎてはしゃいでしまう子・・・一人一人それぞれなんですよね。 子どもたちだって人間なので、時にはさみしくなったり、ママがいい~になったり、ずっと笑顔ではいられないよ~もあるよね。それでも、その気持ちも全部わかって、先生たちは幼稚園で大好きなみんなが来てくれることを待っていますからね。