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立派な稲穂に育ちました!(稲刈り体験 年長)
6月にまだまだひょろっと細くて小さなお米の苗を植える田植え体験をした年長さん。その苗が猛暑の夏を超え、また、台風も乗り越えて立派な稲穂をつけて成長していました。いよいよ稲刈りの時期になりました。そして、今度は稲刈り体験に出発!
姉妹園の村中保育園でバスを降り、田まで歩いていきます。こんなに青空でいい天気。
お米作りでお世話になっている後藤さんのお話をしっかり聞きます。今日は、鎌を使って稲刈りをするけど大昔では石包丁という石を使って切っていたんですよという話にも、「石~~?」「へえ~~。」とびっくり。さあ、挑戦しますよ!鎌はおもちゃや子ども用ではなく、大人が使う本物の鎌です。きっと、初めて使う子がほとんどだったのでは、やはり、最初はこちらも慎重に子どもたちと進めます。
何回かやっていくうちに、子どもたちは鎌の使い方にすぐに慣れて、「ひとりで出来るから~。」「もっとやりたい!」と、あれよあれよと手慣れたもんに。
シャッっと切る音までもがいい音になっていきます。「稲刈り名人だなあ。」と思わずつぶやくと、「私、稲刈り名人だからやってあげる!」「おれだって、稲刈り名人だよ!」と、稲刈り名人があちこちに。教えてくださっていた後藤さんも、これから手伝いに来てもらおうかなあと言っていたくらいです。
稲刈り名人がどんどん刈って行っている中、あれ?かえるに夢中な子も。こんなに小さな可愛いかえるを発見。稲刈りを終え、よーし、今度はお弁当を食べよう!
「いただきまーす。」
食べ終えたら、せっかくなので、保育園の園庭で遊ばせてもらいました。幼稚園とは違う遊具があったりして子どもたちも大喜び。
秋晴れの青空の下で、稲刈りをして、お弁当を食べて、たくさん遊んで帰ってきました。でも、これでお米が出来上がりではありませんよ。今日、稲刈りをした稲穂はもう少し干して、15日(金)に脱穀という作業を昔ながらの道具を使って行う体験をする予定です。お米になるにはいろいろな作業があるのですね。