活動記録

本日は千利休の心でお茶を点てましょう(年長組 お茶会)

2025年3月3日

この赤い傘が登場しただけでも、ぐんと雰囲気アップ。
ここで記念写真を撮る親子。我が子に、「はい、千利休の気持ちになって」・・・・千利休の気持ちってどんなん?? で笑いでしたが、今日は千利休の気持ちで頑張るよ~

年長さんに進級してから、始まった『お作法』。もしかして、「お菓子が食べれるんだよ やっほ~!」から始まった時間だったかもしれないけど。回を重ねるごとに、いつも賑やかわいわいしてる年長さんが、おしとやかに。

お雛様にも見守られながら、お家の方をお招きしての『ひな祭りお茶会』を本日開催しました。


まずは、自分たちの姿を見ていただきましょう。
甘いお菓子をパクッ(ほんのひとくちですが)した後の、ちょっと苦い抹茶が「おいしいんだよな~」を感じれる、おくちの大人の階段を一歩登った子どもたち。

中には、この苦みのある抹茶が苦手な子もいましたが、ちょっとだけでも味わうことができるようになり、それも大人の階段を一歩登ったのと同じだよ。大丈夫。

お茶を飲み終えた後、茶碗を拝見するということをします。どんな絵がついて、どんな感触の茶碗だったのかをゆっくり眺めたり手にとったりする時間です。

この時の拝見の仕方が毎度笑ってしまう。よく見ると、ものすごい姿勢で拝見している子も。

いつも賑やかで時には羽目を外すくらいの元気いっぱいのゆり組さんですが、今日は少しばかりは僕たち私たち、おしとやかだったでしょ。

お待たせしました! この日のためにお作法を頑張ってきたと言っても過言ではない、「大好きなお家の人に、自分たちでお茶を点てておもてなしするんだ!」  いよいよ、その成果を披露する時が来ました。

お家の方の目の前で、シャカシャカと茶筅でお茶を点てていきます。

お茶の前のお菓子を運ぶ時には、お菓子ころりん(こちら毎年恒例の)もありましたが。子どもたちが悪いのではなく、お菓子の形を用検討です。お菓子ころりんハプニングにも笑いになる温かい方ばかり。

茶碗の中で、こぼれないように、抹茶の粉がしっかり溶けるように。簡単そうに見えて意外と難しいのですが、こちらも子どもたちお作法の時間を経験していく度に腕をあげてきました。

お子様が点てたお抹茶のお味はいかがでしたか? そして、これもまた特別!! だって、なんと!!
お家の方に使用した抹茶茶碗は、子どもたちの手作り。陶芸体験をして、世界にひとつしかない茶碗を作ったのです。

茶碗につける模様や飾り、そして焼き色も自分で選んだのです。みんなそれぞれ、どの子の茶碗も世界一です。


本日は、お天気も悪く肌寒い日となってしまいましたが、お茶会に足を運んでいただきましてどうもありがとうございました。本当に年長の子どもたち、立派になりました。「小学生になる子たちなんだな~」とも、嬉しさと寂しさとで感じ、お母さん(おばあちゃん)との温かい関係がこの子たちの優しい心、温かい笑顔に繋がってるんだな~とも実感できる時間になりました。

 


お茶会の片づけをしていると・・・「ただいま~!!」 年中さんがコパンプールから帰ってきました。
「お風呂入ってきたよ~」  「温泉いってきた!」

プールの時間より、最後にあたたまるお風呂みたいなのの方が印象的になるらしい。

☆ ヨギボー的存在? ☆

これはいつぞやかの造形展の共同作品の中に登場した廃材で作ったソファー。今でも廊下にあるのですが、

けっこう、くつろいでる。 幼稚園では、あの有名なヨギボー的存在? かも。(廃材使用ですが)