-
「おには~そと! ふくは~うち!」節分豆まき
いよいよやってきました。2月3日 節分 。子どもたちにとっては、2月3日 鬼がくる日 。と覚えているかな。朝の登園時には、元気に「おはようございます。」おっ、鬼がくる日でも大丈夫そうですね、に、そっとお母様から、「強がってるんですよ。」とそっと聞いちゃったり。
自分の心の中の鬼。どんな鬼がいるかな? 「泣き虫鬼?」「おこりんぼ鬼?」「すききらい鬼?」・・・よーし! 全部やっつけてしまおう!
年少さんと満3歳、「鬼はこれ嫌いなんだよね。」と手作りのマスに入れている豆を手に鬼の登場を待ち構えています。
満3歳さんと年少さん、勇ましい子が多くてビックリしました。幼稚園で初めての豆まきで、どんな鬼が出てくるのかきっと想像してなかったでしょうに。強かったよ。 (もしかして、満3歳さんと年少さんなのでちょっぴり鬼さんもお手柔らかにだったかな・・・鬼も優しかったりして)
次は年中さんの番ですよ。手作りのお面を付けて、手作りのマスに豆を入れて。 こちらもいつでも準備オッケー!
実は、この学年が1番の強さを見せたかもしれません。もう、豆の投げ方も勢いがすごい。豆がなくなったら、鬼に向かって、なんと突進! パンチしたり、キックしたり・・・ (あまりの勇ましさに、「鬼さんも痛いかもしれないからそのくらいに・・・」となんだか不思議な声かけをしていたり)
でもやっぱり怖いよね、先生の後ろに必死で隠れようとしている子も。いろんな子がいておもしろい(おもしろがっていてはいけないのですが、子どもの姿は何でもいろいろです。)
さあさあ、いよいよ、年長さんですよ!!
「な~んだ、やっぱり先生じゃん!」と いっちょ前な年長さん。 先生鬼に向かって豆を投げて・・子どもたちにとっては鬼退治の大事なアイテムの豆を減らしてしまったところに・・・
ジャ~ン! とばかりに鬼が登場! わあ~っ!もう豆を使ってしまった~、逃げるしかないとばかりにリアル鬼ごっこのように逃げ回る逃げ回る。さすが、年長さんの足の速さの逃げ足に鬼が追い付けなかったり。
あれ、さっき、退治したはずの鬼がまたきてる~。でもお部屋のドアを閉めてあるから平気だよと余裕顔な年少さん。
「わあ、土山先生の顔が~~!」 どうやら鬼に捕まってこんな顔になってしまったらしいよ。そんな顔でも手をつなぎ、顔をじ~っと見ている子どもたちが可愛いですねえ。 その後、鬼の悪さも解け、いつもの土山先生に戻っていましたよ。
鬼退治を終え、「やった~!鬼をやっつけたぞ。」 怖かったけど、子どもたちの中に怖いけど立ち向かうという強い気持ちがつきました。心の中の鬼もどっかいっちゃいましたね。
あれ? 青鬼? 違うなあ。 あっ!「わだえもん」 鬼はちょっぴり怖かったかもですが、わだえもんには子どもたち大笑い。
鬼退治をやり遂げたぞという爽快感を感じさせるくらい、なんだか子どもたちがみんな更に、伸び伸びと元気いっぱいに見えました。
2月3日の節分がすぎ、少しずつ春が近づいてきますよ。 幼稚園に「ふくは~うち」の福がたくさん入っていたはずです。みんな鬼退治、どうもありがとう。
このみんなが作った鬼や虎(干支にちなんで)やお福のお面が鬼さんだけでなく、コロナウィルスにも届くはずです。1日でも早い減少、収束を願います。