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いつもの粘土とちがうぞ!? 茶碗作り(陶芸体験 年長組)
年長さんに進級してからの初めての体験っていっぱい。年中さんの頃に憧れていたことっていっぱい。
太鼓演奏・剣道・田植え体験・・・・た~くさんの中に、お作法の時間もあります。抹茶やお菓子をいただく作法や逆に抹茶を点てて、お菓子を配る作法を学んだりという時間です。お作法で学んだ1年の集大成の3月の「お茶会」にお家の方をお招きしてお子様が点てた抹茶をいただいてもらうという計画があります。
今日は、その大事なお茶会に使うための『抹茶茶碗づくり』をしました。茶碗も自分で作るんですよ! 本格的な焼き物です!
陶芸の加藤先生を講師にお招きして教えていただきます。加藤先生は、愛知教育大学で非常勤講師をされていて、また、来年には瀬戸染付焼きの会長を務められることになっている陶芸のスペシャリストです。陶芸という芸術のスペシャリストともなると・・・なんか怖い? なんか頑固そう? なんか話しかけづらい? なイメージかもですが・・・ぜ~んぜん、とっても優しい先生で子どもたちも緊張せずのびのび製作することができていましたよ。
まずは、粘土の塊からスタートです。 さあ、この塊がどう変化していくのでしょうか。
塊が平らになるように力を加えて、ぐいぐい。硬くて伸ばしにくい時は、少し片栗粉をお化粧をするパウダーのようにパタパタすると少し伸ばしやすくなるってのもおもしろい。
この〇の大きさまで伸ばしたいんだよね。どうかな? 「あとちょっとだ!」
いつも幼稚園で粘土あそびをする時の粘土とは違う感触。粘土を一生懸命にヨイショ、ヨイショと伸ばしている小さな手でいろいろ感じているんでしょうね。
まあるく伸ばせたら、茶碗の型にぺろんと丁寧にかぶせて、はみ出た部分の粘土をこちらもまた丁寧に切り取っていきます。
ちょっと太めのへび?のようなものを伸ばして作り、くるんとしてドーナツような形にして茶碗の底になる部分にくっつけます。このドーナツを先生がひょひょいっと魔法をかけるようにくるくるすると・・・みるみるうちに「あっ、これは茶碗だ!」な形になってきて、子どもたちもその動きに釘付け。
これで完成! だと、なんかつまらないよね。だって、みんな同じ感じだから、出来上がってもどれが自分のかを見抜くのが難しいかも。ここからが、自分の茶碗、世界にひとつしかない手作りの茶碗になっていきます。
こちらも薄くのばした粘土をクッキーを作るみたいに好きな形の型でぬいて、茶碗にくっつけて装飾していくんです。
もちろん、のりやボンドでペタリとつけていくのではなく、粘土をどろどろにしたような状態の物をのりのように使用して塗ってぺたりとするのです。
「どれにしよう~~」とあれこれと型を選ぶのも楽しいよね!
型をペタリだけでなく、スタンプのようにポンポンと押して模様をつけるやり方もあって、そちらも楽しそう。これで終わり~~。これで完成~~ではないのが陶芸です。まだこれから釜で焼いてもらったり、釉薬という薬をつけたり。自分の好きな色を選んでいきます。この色選びもまた個性が出ておもしろいんですよ。さあ、どんな抹茶茶碗が出来上がるのか今から完成が楽しみです。また、来週に釉薬をつけるという体験をする予定です。
そして今日は、陶芸の加藤先生の他に陶芸を趣味でやられている保護者のお母様にお手伝いをお願いしました。どうもありがとうございました。ひまわりサポーター登録に趣味などを書いていただく欄もチェックしてますよ~、またこちらから声がかかった時にはぜひ皆様よろしくお願いしますね。と、陶芸体験をしている2階の年長さんのお部屋の横のホールから、かわいい応援の声。
年少さんが運動会でのかけっこの練習。かけっこの練習って?ですが、「よーいドン!」で走り出す、自分の順番になったら走る、ゴールまで走るんだよなどなど、
走ることはみんなできるよね~、でも運動会でのかけっこのルールを覚えてみんなで頑張るぞ!な、練習かな。
「がんばれ~!」 「がんばれ~!」 お友だちの走りにも応援です。応援されるのってうれしいね、応援するのも楽しいね。
そして、今日のお給食は、『ごはん・さつま汁・五目豆』 あっ、今、「なんか地味」なんて思いませんでしたか。
いやいや、こちらも意外にも人気メニューなんですよ。ごはんがススム豆。こんな感じの五目豆。 大豆・こんにゃく・ちくわ・にんじん・鶏肉 が合わさっておいしい~。
そして、 さつま汁。さつまいも発見! さつまいもが入っているからさつま汁っていうんだと思いますよね。でも、さつま汁は鶏肉を使った具だくさんの味噌汁のことをだそうですよ。こちらも具だくさんでごはんがススム汁でした。
「おいし~~」
「おいしかった~~」
週末につれて疲れが出ていませんか? 季節の変わり目は体調を崩しやすいので、しっかり食べてしっかり睡眠をとって明日も元気に幼稚園に来てくださいね。