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抹茶の味はどうだったかな(お作法 年長組)
お作法をやっているホールの扉を開けると、ついさっきまで、わいわいギャーギャー(ギャーギャーは大袈裟かもしれませんが)と賑やかにしていた年長さんが、あれ、おしとやかに座っているではありませんか。顔は真剣だったり、ちょぴり照れ顔だったり。最近よく聞く、「ギャップ萌え」と同じ感覚なのでしょうか、あれ~、あの元気な年長さんが、あれ~、おしとやかだわ、可愛いなあ。
でも、これは、ギャップとは違い、メリハリがついたというか、お作法という時間はどういう時間なのか、今は、園庭で自由に走り回れる時間なんだとかなど自分たちで分かるようになっているのですよね。
そして、お茶をいただく作法を、今日は本物の抹茶をいただくことを経験しました。動作は前回も教えていただいていたので子どもたちはよく覚えていました。
初めて本物の抹茶を口にした子も多く、その顔が様々でおもしろかったですよ。苦そうに少しずつ口にしている子や、一気に飲んでいる子やら、苦くても、「にが~い!」と言ってはいけないと思うのか顔が苦笑いになっていたり。そして、最後は、ズズズ~っと音を立ててくださいねという話を聞き、あちこちから、ズズズ~っといういい音がしていました。
お茶を飲んだところを指でサッと拭いて、そして、その拭いた指はお菓子がのっていた懐紙でサッと拭くというのも作法です。
子どもたちが大きくなった時にどこかでお茶をいただく機会があった時に何気に体が覚えていてサッとできているとなんか素敵ですよね。覚えていてくれるかな。お作法を終えた年長さんも加わり、今日も、共同製作に力が入っていましたよ。
手形模様にしたい所には、自分で自分の手に筆で色を塗ってペタっとしていました。誰かに筆で塗ってもらうとくすぐったいようですが、自分でやるとそれほどくすぐったくないようで何回もペタペタとやっていました。
わあ、手がこんな色に~~。
廃材の箱から見つけたアリエルの絵を器用にハサミで切っています。もうこの時点で頭の中でここから何を作り上げていくかが構想できていたようでどんどんと進めていました。やっぱり子どもってすごいなあ。
「ひまわりの湯」がテーマですが、温泉っていうと、お風呂だけでなく、温泉街にはお土産やさんやゲームコーナーがあったりというイメージが子どもたちにもあるようです。なので、「ひまわりの湯」であったまるねえ~だけではなく、楽しめることもいっぱいの「ひまわりの湯」になりそうですよ!
子どもたちの小さい手で切ったり、塗ったり、貼ったり。そんな小さな手で大きな大きなものを作りあげているので本当に子どもたちってすごいです。
これからも幼稚園でたくさん楽しいことをしていくには、まだまだ続いている「コロナにまけるな」ですよね。幼稚園でも今一度気を引き締めながら消毒や手洗い、換気などに努めています。連休明けになりますが、またみんなで、毎日を笑顔で楽しくすごせるようにみんなで頑張っていきましょうね。