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  • 「みて、みて!」「これ、ぼくのだよ。」「これ、わたしの~」

    2020年11月27日

    造形展の異年齢での共同製作には参加していない、満3歳のあさがお組さんですが、あさがお組さんの可愛く温かい雰囲気の中で楽しく過ごしながら、一人一人、頑張って製作したものがあったみたいですよ。

    造形展をお楽しみに~なところもありますので、全体像は控えめにさせていただきますが、お部屋のバックボードが子どもたちの作品が飾られてとっても可愛くなっていました。まだまだ小さなあさがお組さんですが、自分で作った物は飾ってあってもすぐに見つけて、

    「みて、みて~」

    一生懸命に背伸びをして、指を指して教えてくれます。「わたしのはね、あれだよ!」

    「これだよ!みて~~」 指している指もまだまだちっちゃいです。その小さな手で一生懸命に紙を丸めたり、貼ったりして頑張ったんだね。

    小さなあさがお組さんも自分で作りあげた作品に自信を持ち、完成したことをとても喜んでいました。造形展の日をお楽しみに。きっと、このように一生懸命に指を指して教えてくれると思いますよ。

     

    そして、今日も、あさがお組さんにとっては、みんなお兄ちゃん・お姉ちゃんになる年少・年中・年長組の子どもたちは最終段階に近づいてきていましたよ。この造形展までの異年齢で製作したりする期間に子どもたちはいろいろなことを体験し、刺激を受け、目には見えない部分の内面がとても成長する時期だと思います。

    年少さんが新聞紙を丸めるところまではできたのですが、どうやって止めようかと考えているところに、年長さんがセロハンテープを切って、渡してあげていました。この場面に実は会話はなかったのですが、きっと年少さんの姿を見て、お姉ちゃんは、どうやってとめようかと迷ってるのかなとすぐに気づき、言葉はなくも、テープをどうぞと渡していて、年少さんの男の子も、それを受け取ってペタっとつけて丸めたものが形になって喜んでいました。言葉や会話がないにしても、年上の子は同じ部屋にいる年下の子の動きをちゃんと見ている所が本当に些細なこともあるのですが、それがすごいなあといつも子どもたちの優しさに感動します。


    特に、年少さんは共同製作という異年齢の時間が初めての体験です。いつもと違うお部屋に移動したり、担任の先生ではない先生と関わったりと楽しみな面と不安な面があると思います。そのようなことも、年長さんはよくわかっていて、年少さんに、「いっしょにやろうか。」と優しく声をかけて誘ってくれていたりします。先生が、「いっしょにやろう。」というよりも、年長さんが、「いっしょにやろう。」の方が楽しそうに参加していきます。子ども同士の力ってすごいですよね。

    今日も切ったり、貼ったり、塗ったりの小さな芸術家さんたち。もしかしたら、今日の週末に持ち帰ったスモックや上靴までもに芸術の跡(芸術の跡というとカッコいいですが、絵の具やのりなど)がたくさんついてしまっていて驚かれ、そして、お洗濯が大変かと思います(本当にすごい量の絵の具が付いてしまった子も)。申し訳ありません。でも、その絵の具はたくさん褒めてあげてください。それだけ、作品作りに積極的に参加しているということなんです。でも、やはりお洗濯のことを思うとごめんなさい。

    いよいよ、造形展は来週の土曜日と近づいてきました。また、最近では一日の気温差が大きかったりと体調も崩しやすい時季ですので体調管理をしっかりしてまた来週も元気いっぱいに過ごしていきたいですね。