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  • 桃花台ひまわり米が実りました。いよいよ、稲刈り、脱穀です!

    2024年11月18日

    どろんこになって頑張って田植えをしたあの日から・・・・

    子どもたちもぐんぐん成長(今も成長継続中)、と同じように、ひょろんとした細い苗もぐんぐん成長して稲穂になりました。
    稲刈りに出かけましょう!
    わあ、絵みたいにきれいな青空。

    田植えをしてから、ほったらかしで今日の稲刈りを迎えることはできません。今日までずっと、みんなが植えた苗を大切に育ててくださっていた農家の後藤さんご家族のおかげです。

    しかし、今年の夏は猛暑が続き、お米づくりにはとても厳しい気象条件でした。なので、苗が枯れてしまったり、短くしか育たなかったりなどがありました。そんなお話を聞きながら、以前のさつまいももそうですが農作物には天候が影響する難しいことなんだなと実感したかもしれません。

    そんな厳しい条件の中でも、たくさん稲穂になってお米の粒もしっかりついています。
    いよいよ、カマを手に稲を刈っていきます。

    危ないから、おもちゃのカマだよ。ではありません、本物の刃がついているカマです。きっとみんな初体験でしょうが、そこはさすが年長さん、すぐに正しい使い方を知り実践していきます。

    今日は、田植えの時に募集させていただきました『ひまわり米づくり隊』のお母さんたちも一緒です。やはり子どもたちのカマ使いにハラハラしたそうですが、手を添えたいところをグッと抑えて見ていると、子どもたちはちゃんと一人で出来ちゃうんですね!と驚いていて、子どもたちの力を実感したそうですよ。

    稲を刈ったら、よいしょ、よいしょと束でまとめてくれる場所まで運んでいきます。お米になるまでにはいろんな作業があるんですね。

    農作業って結構な労働。子どもたちも動いているうちにぽかぽか。 「寒い?」からの朝でしたが、稲刈り中は、まさしく「ちょうどいい!」気候でした。

    稲刈りをして、おしま~い。 ではないんですよ~、お米になるまでには~まだまだ。
    子どもたちが今日刈った稲はまだ少なくとも1週間は天日干ししないと脱穀できません。なので、今日は先に天日干ししておいてもらった稲を脱穀しました。

    お次は、脱穀体験!!

    機械でウィ~ンと行うことが多いこの時代、しかし、今日は、こちらの、『足踏み脱穀機』(ドラえもん風に伝われば幸いです)

    調べると、こちらは明治時代に登場していたそうです。昔々の人たちも工夫して自力でできる機会を発明していたんですね。

    足で板を踏むと針金がついているドラムみたいなのが回って、そこに稲をギュッと握りながらあてると穂から米のつぶが取れていくという仕組み(←説明が下手ですみません、伝わりましたか?)

    稲刈り(腰にくる)・脱穀(足にくる) ・・・・ お米になるまでって体力勝負

    これにて終了。 ではありません。
    次に出てきた道具は~、『唐箕(とうみ)』(再び、ドラえもん風に)

    唐箕は風の力を利用して米を選別する道具です。ハンドルを回して羽根板を回転させると、重い米、軽い米、もみがらと分けられながら出てきます。こちらも昔々の人の発明品。

    くるくるとハンドルを回すだけなんだよね、と言ってもそのスピードがなかなか難しい。
    ちなみに、この、唐箕作業(手首にくる) ということで、本日の全工程は腰・足・手、全身にくる作業でした。

    足踏み脱穀機で稲穂からお米が取れて、更に唐箕を通して選別され・・・・みんなが見たことのあるお米の形になってきました!
    でも、まだまだお米のできあがり~とまではいかないんです。この後も、更にわらなどのお米ではないものを取り除き、きれいに精米していただくのです。よろしくお願いしますとまだまだお世話になるのです。

    そして、ひまわり米づくり隊の皆様もお疲れ様でした。(子どもたちが幼稚園に戻っていった後も、稲刈り作業継続していました)

    来年度もぜひたくさんの方に、米づくり隊の隊員になってほしいなと思います。全身にきますが・・・綱引きよりは後々響かないかも。

    そして子どもたちが田植えからした苗はもち米なので、もちつきで使用予定です! 桃花台ひまわり米、もうすぐです。

     

    ☆  癒し効果絵画  ☆

    こちら作業途中に、英語の時間が入り子どもたちが移動した後のお部屋。
    ちょっと潜入。


    これなんだろ~~。 かわいい~~。  大きな〇をかいて、小さな〇を二つ、そして線を一本(たぶん顔だよね)こうやって、子どもが顔を描くが進化していくんでしょうね。