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「卒園おめでとう!」「卒園しないで~」(第37回 卒園証書授与式)
とうとう来てしまった。 「おめでとう!」の気持ちと、「いやだ!」の気持ちが入り乱れ・・・・・。
私たちの、可愛い可愛い子たちが幼稚園を卒園して小学校に行くのは・・・・本当はいやだ。でも、こればかりは仕方のないことだし、「おめでとう!」おめでたいことなのです。
「幼稚園はやだ~、お家にかえる~」大泣き、大暴れしながら上がって行った階段。もう今日は胸を張って、堂々と上がってきてくれるよね。
今年の卒園児の子たち。 一言で言うと、「すごい学年でした~!」
何がすごいって? それは色々と。 年少さんの頃は誰かしら外で、わ~い!としていて全員が部屋に入ることもなく、とにかく賑やか(うるさいと言った方が伝わるのか)。声のボリューム常にマックス。
でもね、これは決して悪口ではなく、その時があっての本日の卒園式。なので、先生たちの頭には、あの時の、あの場面、が、常に頭を流れて、卒園がより寂しくなるのです。
そんな、すんごい学年を3年間受け持っていた先生からのメッセージ。もう、気持ちはお母さん。幼稚園のお母さんでしたよね。卒園式の看板で記念写真。 当たり前だけど、「入園式」じゃなくて「卒園式」という看板の文字。さみしいな~
せっかくの親子記念写真に、もふちゃん乱入。もふなりにドレスアップで、一丁欄の、くまもん柄の服を着用。
子どもたちはどこまで卒園ということをわかってるのかな。の、余裕っぷり。
開式前には、子どもたちが幼稚園で過ごした年少・年中・年長の時の映像が順に流れ、最後には子どもたちがお母さんお父さんへのメッセージのスライドを見ていただきました。一言一言を一生懸命に話している姿に感動しました。さあ、いよいよ、開式です。堂々とした姿で入場してくる子どもたちを温かい拍手で迎えてくれるお父さんお母さん。
んんっ?? まだ変顔する余裕。こういう笑いありなところもいいんだよね。
「卒園証書授与」 一人ひとり、担任の先生から名前を呼ばれ、園長先生から証書を受け取ります。
名前を呼ぶ度に、その子との思い出が蘇り、涙をこらえながらの先生、そして、一人ひとりの顔を見ながら声を掛ける園長先生。
どの子も、みんな立派に証書を受け取ることができました。しかも今日は全員出席、一人の体調不良欠席もいなく、全員。本当によかった。
子どもたちからのお礼のことば。いつも子どもたちの一番近くで励ましていつも応援してくれたお父さんやお母さん、家族の方に感謝の気持ちを伝え、そして私たち職員にも。どうもありがとう。みんなの気持ち、伝わりましたよ。
子どもたちの歌声って、なんであんなに感動するんでしょうか。
保護者の皆様を代表してのお言葉の謝辞もとても職員の心に響きました。皆様がいつも温かい気持ちで子どもたちを応援し、幼稚園を応援し、私たちを応援してくれているから、子どもたちも頑張れたし、私たちも頑張れたのです。とにかく、楽しかったのです!
本当にどうもありがとうございました。
子どもたちだけでなく、お母さんの笑顔、お父さんの笑顔、先生たちの笑顔。大人が楽しくしてると、大人たちが笑ってると自然と子どもたちも安心できて楽しい気持ちになる。桃花台ひまわり幼稚園は、そんな、温かい幼稚園なんです。みんなの憧れ白バッチ年長ゆり組さん、「卒園おめでとうございます」
こっちの感じの方が、みんならしいかな。
さみしいけど、楽しみもある。みんながランドセルを背負って(まだ大きいなあと感じるくらいの)元気な姿で顔を見せにきてくれること! いつでも、先生たちが待っていますからね。小学校で何かあったら(楽しい事も悲しい事も)いつでも幼稚園に来てください、先生たちが話を聞いて、ずっとずっと守っていくし、ずっとずっと応援していくからね!! 約束するよ!
そして本日、飾られていたお花は全て、保護者の方の手作りです。中には、卒園児の保護者の方も、これからの卒園児の子どもたちへの気持ちで一つ一つ心を込めて作ってくださいました。
後ろの面には、子どもたちの色あそびで作った園章やお花も。全てが温かい手作り。そして全てが、この温かい桃花台ひまわり幼稚園らしいなと感じさせる卒園式でした。
温かい幼稚園、温かい卒園式は本当ですが、実は本日とっても風が強く寒い日でした。外でお待ちいただく時間もあり、皆様、体調崩されませんように。この、すんごい学年とのすんごい楽しい時間を一緒に過ごせたことを嬉しく思います。なので・・・・小学校の先生、私たちの可愛い子たちをどうぞよろしくお願いします。「そつえん おめでとう!」 (ほんとはいやだけどね ← まだいってる)