活動記録一覧

  • よーし、みんなで運ぶよ!(造形展共同製作)

    2020年11月30日

    造形展がいよいよ今週の土曜日と近づいてきました。もちろん、普段の幼稚園の生活は楽しいことがたくさんあるのですが、運動会・遠足・造形展などなど、「行事」というものには更にわくわくするのです。幼稚園での行事を初めて迎える満3歳児さんや年少さんにとっては何だろう?なところもあるかもしれませんが、「行事」を迎えることや、そのことに向かってみんなで頑張ること、そして一番は楽しみにしてわくわくと心が動くことってとても大切な経験だと思います。

    今、子どもたちの心はきっと、わくわく・楽しみ!でいっぱいだと思います。

    さあ、共同製作の『ひまわりのゆ』の完成に向けて、仕上がったものをホールまで運んでいきます。


    「よいしょ、よいしょ」と、まるでおみこしでも担いでいるかのように頑張って運んでいます。

    こちらも、みんなで破れないように慎重に運んでいますよ。「ゆっくり、ゆっくり」


    2階にあがると、廊下が年長さんが製作したリースが華やかで一気にクリスマス感満載に。じっくりと撮影したいところですが、お楽しみにしておきますね。

    そして、『ひまわりのゆ』はホールにオープン予定になっています。もうすでに、扉を開けたら~・・そこは~・・お楽しみに。今日も、年少さんが、ホールの中で、「たのしみだね、たのしみだね。」と繰り返し、お友だちと話しているのを聞き、まさにそこは、わくわくする場になっていました。本当に楽しみで、そして本当にわくわくと楽しくなる『ひまわりのゆ』になりそうです。みんながんばったもんね。

    最後の仕上げに、展示の仕方もあれこれと工夫しながら置いていましたよ。

     

    午後から、今日は風が少し冷たく感じましたが、青空の下で元気いっぱい遊びました。

    年長さんになると大繩をたくさんの人数でチャレンジしていたり、

    さらさらの砂を持ってきてくれた子が、「ここのかたいところがさらさらなんだよ。」と教えてくれました。年少さんも毎日遊んでいるうちに、どんなところにどんな砂があるのか、ここを削るとどんな砂ができるのかなど自然と覚えて、遊びで使い分けていることにすごいなあと思いました。

    遊びの中から色々なことを自然に覚えていくのですね。

     

    ☆本日の子どもたちのかわいい、おもしろい会話です。


    イモリのタモリくんが水槽にひっついて動いていたら・・・「ねえ、せんせい、このこ、たいそうしてるよ。」と。
    なんて、かわいい発想なんだ~。子どもってかわいいですねえ。

    そして、「〇〇ちゃん、あしたおやすみするよ。」と、教えてくれた子がいましたので、「どうしてかな、どこかいくの?」と聞くと、少し考えてから、「ドンキ」と。(えっ、まさか、ドンキホーテに行くという理由でお休みすることはないかと。)その答え方がまたかわいくて。でもちゃんと、お母様から連絡帳に理由が書かれていましたので大丈夫ですが、本当に子どもっておもしろいですよね。

    幼稚園はいつもこのような子どもたちとの可愛くおもしろい会話で溢れていて、なので、先生たちもいつも笑っています。さあ、明日は子どもたちとどんなお話ができるかな。楽しみです。

  • 「みて、みて!」「これ、ぼくのだよ。」「これ、わたしの~」

    2020年11月27日

    造形展の異年齢での共同製作には参加していない、満3歳のあさがお組さんですが、あさがお組さんの可愛く温かい雰囲気の中で楽しく過ごしながら、一人一人、頑張って製作したものがあったみたいですよ。

    造形展をお楽しみに~なところもありますので、全体像は控えめにさせていただきますが、お部屋のバックボードが子どもたちの作品が飾られてとっても可愛くなっていました。まだまだ小さなあさがお組さんですが、自分で作った物は飾ってあってもすぐに見つけて、

    「みて、みて~」

    一生懸命に背伸びをして、指を指して教えてくれます。「わたしのはね、あれだよ!」

    「これだよ!みて~~」 指している指もまだまだちっちゃいです。その小さな手で一生懸命に紙を丸めたり、貼ったりして頑張ったんだね。

    小さなあさがお組さんも自分で作りあげた作品に自信を持ち、完成したことをとても喜んでいました。造形展の日をお楽しみに。きっと、このように一生懸命に指を指して教えてくれると思いますよ。

     

    そして、今日も、あさがお組さんにとっては、みんなお兄ちゃん・お姉ちゃんになる年少・年中・年長組の子どもたちは最終段階に近づいてきていましたよ。この造形展までの異年齢で製作したりする期間に子どもたちはいろいろなことを体験し、刺激を受け、目には見えない部分の内面がとても成長する時期だと思います。

    年少さんが新聞紙を丸めるところまではできたのですが、どうやって止めようかと考えているところに、年長さんがセロハンテープを切って、渡してあげていました。この場面に実は会話はなかったのですが、きっと年少さんの姿を見て、お姉ちゃんは、どうやってとめようかと迷ってるのかなとすぐに気づき、言葉はなくも、テープをどうぞと渡していて、年少さんの男の子も、それを受け取ってペタっとつけて丸めたものが形になって喜んでいました。言葉や会話がないにしても、年上の子は同じ部屋にいる年下の子の動きをちゃんと見ている所が本当に些細なこともあるのですが、それがすごいなあといつも子どもたちの優しさに感動します。


    特に、年少さんは共同製作という異年齢の時間が初めての体験です。いつもと違うお部屋に移動したり、担任の先生ではない先生と関わったりと楽しみな面と不安な面があると思います。そのようなことも、年長さんはよくわかっていて、年少さんに、「いっしょにやろうか。」と優しく声をかけて誘ってくれていたりします。先生が、「いっしょにやろう。」というよりも、年長さんが、「いっしょにやろう。」の方が楽しそうに参加していきます。子ども同士の力ってすごいですよね。

    今日も切ったり、貼ったり、塗ったりの小さな芸術家さんたち。もしかしたら、今日の週末に持ち帰ったスモックや上靴までもに芸術の跡(芸術の跡というとカッコいいですが、絵の具やのりなど)がたくさんついてしまっていて驚かれ、そして、お洗濯が大変かと思います(本当にすごい量の絵の具が付いてしまった子も)。申し訳ありません。でも、その絵の具はたくさん褒めてあげてください。それだけ、作品作りに積極的に参加しているということなんです。でも、やはりお洗濯のことを思うとごめんなさい。

    いよいよ、造形展は来週の土曜日と近づいてきました。また、最近では一日の気温差が大きかったりと体調も崩しやすい時季ですので体調管理をしっかりしてまた来週も元気いっぱいに過ごしていきたいですね。

  • 園庭には宝物がいっぱい

    2020年11月26日

    秋が深まり、今度は少しずつ冬へと変化していくことを感じるこの頃、園庭にはたくさんの木の実が落ちてきます。特に、どんぐりの落ちてくる数がものすごく。どこかの山にでも行ってきたかなくらいな量に。

    ちょうど今、集めている廃材の中からお菓子の筒を見つけて、その筒がパンパンになるくらいにどんぐりが入っていました。

    どんぐりや木の実・落ち葉などを集めてごちそうづくり。混ぜ混ぜする手つきがまるでハンバーグになるお肉を混ぜ混ぜしているような感じで慣れている感があったのでお家でお手伝いしたことがあるのかな~と予想。

    バケツやカップ、缶のふたなど色々な容器にどんぐりを入れたり出したり並べたり、もうそれだけでもたくさんのどんぐりで楽しいよね。

    そしてお片付けの時間になり、子どもたちにとって大事なものをとっておく場所となっているのが事務所横の使っていない靴箱です。その中には、子どもたちの大事が詰まっています。思い起こせば、夏には、セミがたくさん入っていましたね。

    こちらは、「どんぐりのどんぶりごはん」ですね。どんぐりがもりもり入っています。

     

    お帰りの時間にもまだまだどんぐり遊びは続き・・・

    器用にどんぐりの皮をはがしています。そして・・・

    「ほら、ピーナッツになったよ!」 わあ、きれいにむけたね。

    そしたら、今度はそのピーナッツ風になったどんぐりを、帽子のつばの部分というのでしょうか、まがっている部分に入れて、

    この帽子にそってコロコロところがしてゲームのようにして遊んでいました。こういう遊びもよく考えますよね。すごいなあ。

    そして、「どんぐりがはいってるんだよ。」とそっと教えてくれて、ポケットからハンカチを出して中を見せてくれました。写真にはうまく映らなかったのですが、中にはどんぐりがたくさん入っていて、見せてくれました。どんぐりをポケットに大事に入れてお家に持って帰るって可愛いですよね。

    先日も、バスの中でず~っと、どんぐりをひとつ握りしめて、「ママにあげるの。」ということも。なんて可愛いんだ~。そんな思いのどんぐりをもらったら捨てられないよ~になりますよね、でもそのままとっておくと、どんぐり虫が出てくるので気を付けてくださいね。大切に保存しておく時は一度、熱湯でぐつぐつと煮るといいですよ。

    そして、このような遊びも今の季節ならではの子どもたちの遊びです。季節、自然を感じながら楽しんでいます。