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宝物なんだね(こっそり靴箱より)
初めての幼稚園、初めてお母さんと離れてすごす時間に最初は不安げだった新入園児の子どもたちも、最近では、幼稚園で自分が遊びたいこと、やりたいことをあれこれと見つけて楽しんでいます。幼稚園って楽しいところだよって感じてきてくれているかな。
楽しんでいるなということが伝わる物をこっそり発見してしまいました。靴箱の奥に何かを忍ばせていますよ。砂場のコップの中には、石や葉っぱや木の実のようなものがたっぷりと入っています。
おっと、こっちにも。
こちらも奥の方に、葉っぱがたくさんと石ころ。
子どもたちには、これが大事な大事な宝物なんですね。この靴箱は自分だけの唯一の隠し場所だと思っているのかな、その思いやこっそり隠しているところがなんとも可愛いですよね。石ころが宝物という純粋な子どもたち・・・大人になると石は石でもダイヤモンドとか?になっていくのが純粋じゃなくなっていくのかなあ~。「みてみて~、ともひこせんせいが~~!」 「何、何、どうした?」と、見に行くと、
なんと~~! あんな高いところに座っている~~。子どもたちも、友彦先生目指して、ぐいぐい登り棒を登っていきます。なんだか、お猿の山状態?大人のお猿に、子どもの小さいお猿さんが甘えに行くように見えて面白いし、可愛い。
しかし、きれいな青空ですね。雲ひとつない青空。その青空の下、てんとう虫を見つけた子がいました。写真だと伝わりにくいかもですが、このてんとう虫がとても大きかったのでビックリ。
でも・・・この大きなてんとう虫さん、弱ってしまっていたのか、その後、動かなくなってしまったようで・・・
その後、このてんとう虫さんを土の中に優しく埋めていたのです。ついさっきまで、「わあ、大きいね!」などと一緒に笑っていたので、埋めている背中がせつなく、そして、また優しい心にじ~んとなってしまいました。と、じ~んとなったり、今度は、また、元気に盛り上がったり。幼稚園で子どもは色々な気持ちになっています。
「ほって~、ほって~、またほって~~」 年長さんが盆踊りに大盛り上がり。どうやら、盆踊りブームが来ているようで。「ねえ、せんせい、きょうはおどらないの?」「おどろうよ。」
元気のいいを通り越して、威勢のいい、掛け声が幼稚園に響いていました。
きっと、この子たちは、郡上踊りの徹夜踊りのように踊り続けるのではなくらいにいつまでも踊っていたいようでしたよ。そんな元気いっぱいな子どもたちが大好きな体操の時間がありました。今日は年中さんと年長さんです。
年長さんも年長さんらしくなってきましたよ。跳び箱は年中さんは3段でしたが、年長さんは目指せ5段!です。鉄棒もみんな張り切っています。
今日も1日、楽しかったですね。
では、本日の芸術作品を。(年少さんの自由画帳より)
作品名『まま』 いつもきれいなリップをつけているところそっくり。ポイントは、あごのあたりに茶色で描かれているのが、マスクだそうです。ママの顔にマスクも描くってところが今の特徴をよくとらえていますね。作品名『おばけ』 おばけがフワ~~ッて飛んでいる感がすごい。しかも、どんどんと描き、小さなおばけや大きなおばけがいっぱい。
明日は、年少さんが体操の時間がありますよ。また楽しい1日になりそうです。元気に来てくださいね。
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お星さまへのお願い、ちょっとのぞいちゃいました
7月7日は七夕、1年に1度だけ天の川がかかり、織姫と彦星が会うことができる日・・・ロマンティックですねえ。織姫が、「彦星様と会えますように。」彦星が、「織姫様と会えますように。」な願いをするように、子どもたちもお星さまへの願いを込めて、七夕飾りを制作していました。
年長さんになると、先生の話をすぐに理解して手を動かしているところがまたすごい。
ここまでできたかな?に、「はーい!」とできたものを見せていました。年中さんのお部屋にも、子どもたちが作った七夕飾りが準備されて並んでいました。
わあ、きれい。 ちょっと、のぞいちゃおうかな。チラッと。
「くるまやさんに なれますように・・・」 え~、かわいい~。くるまやさんって車を売る方かなあ、整備士の方かなあ。車は、じゃあ明日買いに行くねと簡単には買えないけど、車の買い替えの時は相談に行くからね。お願いね。
こっちは、何かな。 チラッと。
「いちごをおなかいっぱいたべられますように・・・」 なんてかわいいお願い事なんだ~。もう、いちご買ってあげちゃうよと思ってしまう既におばあちゃん化してしまいました。子どもたちのお願いごとが可愛すぎて。また、今度、違うお部屋をチラッとのぞきに行こうかな。願い事をチラ見した後、ほっこりしてニヤニヤして歩いていたら、すれ違った子に「どうしたの?」と、心配されながら。
年少さんのお部屋を通ると、おっ、先生が紙芝居を読んでいるのを、みんな前を向いて座って見ています。普通のことなのかもしれないですが、ついこの前に入園したばかりで、涙で登園もあった年少さんと満3歳児さんが、お部屋で自分の席に座ってみんなで紙芝居を見て、ニコッとして楽しんでる。この光景に感動してしまいました。
自由あそび時間、今日は天気がよかったので外あそびに一目散に飛び出していく子が多い中、事務所前の遊びのスペースに、絵本の棚からじっくりとあれこれ絵本を厳選して、ちゃんと椅子に座って1人で絵本を見ている子がいました。
決して、お友だちと遊べないとかお友だちがいないということではなく、自分で好きなことを見つけて楽しんでいることがいいのです。どうしても1人でいるところを見ると、「お友だちいないのかしら。」「1人でさみしくないかしら」と心配しがちなのですが、まずは、このように、自分で好きなことを見つけることができる、やりたいことを見つけることができるってことからです。そして、時間になるとお部屋に戻り、またみんなと一緒に笑ったり、歌ったり。それで大丈夫です。大人でも、みんなとワイワイしたい時と、今日は1人になりたいなとかっこつけちゃうような気分の時がありますもんね。子どももきっとその日その日でいろいろなのでしょうね。本日の、いたずら 。 背後から、そっと忍び寄り。
「こら~っつ!先生をつかまえるんじゃありませ~ん。」それは、虫を捕る網で、人をとるものではありませんよ~!と、声をかけましたが、子どもらしい、いたずらに思わず笑ってしまいそうでしたが、子どもたちは先生たちが笑うとそれがまた楽しいようでもっといたずらをしてくるので、笑いをこらえ真剣な顔で声をかけましたが。毎日、子どもたちはいろんなことをしてくれて本当に幼稚園は笑いで溢れています。
さあ、明日はどんないたずらが・・・あっ、いたずらはあまりよくないですが。また、楽しいことがたくさんありそうです。また明日、元気に来てくださいね。
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6月は、あじさいが似合いますね
6月と言えば、何を連想しますか?
雨・梅雨・かえる・かたつむり・なめくじ~・傘・長靴・・・そして、やっぱり、『あじさい』ですよね。今日、園児のおばあちゃまから、たくさんあじさいのお花をいただきました。年少さんが6月の絵本を見ていました。毎月1冊、1人1冊絵本が届きます。クラスの子みんな一緒の絵本で、これはぼくの絵本だよ、これは私の絵本だよと自分の物というのも嬉しいようです。その絵本にちょうど、あじさいの花が出てきていたのです。これこそ、タイムリーー!
子どもたちって、まずは、触るんですよ、でも、その触り方が乱暴ではなく、お花に優しくそっと触るんです。そして、匂いをかいでみたり。
あじさいの色って、なんともいえないきれいな色ですよね。
事務所には、白と青紫かなの組み合わせにして飾らせていただきました。お花は心を落ち着かせてくれますね。そして今日も心あたたまる場面があちこち。月曜日の朝は、おつかいかばんに、上靴やスモックなどなどの用意を入れて登園するので、朝の支度がちょっと忙しくなる日です。まだその支度も少しずつ覚えてきた年少さんのところに、年長さんのお兄ちゃんやお姉ちゃんがお手伝いに来てくれていました。まだまだ小さくて可愛い年少さんですが、こちらから見ていると、そのお手伝いを一生懸命にしてくれている年長さんの姿が小さなお父さん、お母さんのようで本当に可愛いんです。
ボタンを手伝ってくれていたり、
出席シールを一緒に貼りに行ってくれたり、
自分たちが年少さんだったころに、きっとお兄ちゃん・お姉ちゃんに優しくしてもらったという記憶もあるのかもしれません。なので、きっと、年少さんたちも自分たちが年長さんになったらこの写真の立ち位置が逆になっていると思いますよ。それもまた楽しみです。その後、そんな優しいお兄ちゃん・お姉ちゃんたちの2階のお部屋から音楽が聞こえてきます。♪♪♪ これは・・・盆踊りだ。
楽しそうに、盆踊りの練習をしていました。
机のまわりをぐるぐるとなので、ちょっと夏祭り気分にはなれなかったかもですが、本番はやぐらを組、和太鼓に合わせて提灯の下での盆踊りですのでお楽しみにね。それでは、最後に本日の芸術作品を。(年少さんの粘土あそびより)
芸術作品 『おすし』と、『だんご』 です。 握りずしが本格的! だんごもまんまる!今週も楽しいこといっぱいな1週間になりそうです。元気に来てくださいね!