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保育参観3日目(年中組・年長組)お絵描きの手がとまらない~
今日は保育参観最終日の3日目でした。昨日で年少さんは終了したので、今日は年中さんと年長さん。3日目でしかも、お兄ちゃん・お姉ちゃんたちの学年だったので、「わたしのママがいない~」「なんで今日はぼくのママいないの~」もなく逆に、「昨日、来てたから今日はいないよ~。」と、いたって冷静な子どもたちでビックリしました。
では、今日も、引き続き、『五感を感じて描こう』 !!
《年中・ばら組》かめ(うめちゃん)
ばら組におじゃましま~すした時には既に終盤にさしかかり、もう自由あそびに入っている子もいた中、
かけたよ!見て見て! とばかりに、かめ(うめちゃん)の水槽にひっつけて見せていたり、かわいいねえ。「わたしの家族まで描いてくれたの~! ありがとう!」(うめちゃんの思いを代弁)
お友だち同士で思いを話し合いながら、どんどんと描き進めていきます。もう、かめさんストーリーが止まらない、クレパスもあれこれと色を変えていきながら絵を描く手も止まらない~。どんどんと描きたいものがお話が進んでいくのが本当にすごい。
こちらの、かめさんストーリーもおもしろいんですよ!かめさんから、青い手が出てまたまたそこから青い線が何本か伸びています。どうやらこれは、爪が伸びすぎてしまったらしく。そして更には、その爪の先には、爪を切るハサミが描いてあるんです。長いから、爪を切るらしいですよ。発想がいいなあ。
お絵描きを完成させ、粘土あそびにうつっていた子からも、すごい!を発見できました。写真だとその本物感が伝わりずらくもどかしいのですが、こちらは、「アップルパイ」 なんです。ちゃんと、パイ生地に包まれて、上面には焼き跡が彫られていてそして上にはりんごがのっている本格的なアップルパイ。あ~~、食べたくなっちゃったよ。
《年中・すみれ組》くつ
描く題材を基にでも、子どもたちがまず頭に浮かぶのは大好きな家族なのか、お母さんやお父さんやきょうだいの顔を描いてから、お母さんのくつを描く~と題材に進んでいく子が多く、やっぱりみんな家族が大好きなんだなあがとても伝わってきます。
くつの一部に小さな丸をいっぱい描いていたのですが・・・この観察力がすごく。この〇〇が敷き詰められているのは、上靴のメッシュの布の生地なんです。確かによ~く見るとメッシュ生地ってこう見えるんですよね。
おお~っ! この描き方、斬新! くつを紙の上に置いて、周りを辿って・・・確かにそれだったら、靴の大きさ、形、間違いないねえ。
《年長・すずらん組》そら豆
絵の具を使って色あそびをしてから、色を作ることも覚えてきて、「ピンクにする~、赤と白を混ぜるんだよ。」といいながら絵の具にはない色を次々と作っていました。
おっ! ここにも斬新な描き方している子、発見!
これ、なるほど~なんですよね。 そら豆をおいて、その周りをペンで辿って。 うん、これなら、大きさ実物大まちがいなしですね。
《年長・ゆり組》うさぎ(もふちゃん)
もふちゃんも2日目のモデル体験、楽しかったかな? それとも、お疲れかな?
年長さんは、ペンで描いてから、絵の具で色塗りにうつっていきます。そのように、段階を増やして根気強く描いていけるってのも、さすが年長さんです。
色を作ったり、また、水加減でグラデーションみたいに仕上がったりと、水彩絵の具を楽しんでいる感じも、さすが年長さんです。
もふちゃんという題材から自分たちの感覚で描いていくので、実際のもふちゃんの色ではなく、頭の中でのストーリーで色を作っていく子も多い中、こちらは、本当のもふちゃんを視覚で捉えて、見事に毛の色の変化をつけていっていました。本当にその色の通りなんです。お尻の方に向かって茶色?のような部分があったり、所々色が違うとこも見逃してないとこがすごい!
《年長・染物》
本日も2階のテラスには、皆様から集めさせていただいたお鍋が並び、それぞれに、玉ねぎの皮・さつき・パンジー・緑茶などから抽出した色の液が入っていて、お家の方とどの色にするか決めて染物体験をしていました。
染める前に、まずは色が付きやすくなるので、みょうばんの液につけます。みょうばんだけでは色はつかないので、それをしぼって色液の方につけます。
どれにしようかな~。 「わあ、色がついてきたよ」 手つきが染物職人風。
それは、あのアベノマスクだなあ。かわいいピンク色になって、それなら人気だったかもしれないですね。
え~っ、最初からその色だったかのようにきれいな黄色に染まりましたね!
全て自然の物から作った色ってとこがなんだかすごいですよね。他にも、こんな物も色が出そうですよ~な情報がありましたら教えてくださいね。初めての幼稚園で初めての参観日、進級して初めての参観日、お子様の様子はどうでしたでしょうか。参観日でいつも通りのそのままの姿ですごす子と、また、ドキドキしちゃって、あれ?いつもはもっと元気だよね、また、うれしさのあまりいつもよりテンションがあがりすぎてはしゃいでしまう子・・・一人一人それぞれなんですよね。 子どもたちだって人間なので、時にはさみしくなったり、ママがいい~になったり、ずっと笑顔ではいられないよ~もあるよね。それでも、その気持ちも全部わかって、先生たちは幼稚園で大好きなみんなが来てくれることを待っていますからね。
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保育参観2日目(年少組・年長組)お母さんが見てる~うれしい気持ちとドキドキな気持ち?
今日は、保育参観2日目でした。まだまだ続けなければいけないコロナ感染予防のため、保育参観を学年2日間設定してだいたい参観する保護者の方が半々になるように密予防をさせていただきました。今日が2日目だった年少さんは、昨日、「〇〇くんのママはいたのにわたしのママはこなかった~」と不安になっていた子も、今日は逆になっていたよね。
さあ、今日も昨日と同じになりますが、『五感を使って描こう』に挑戦!
《年少・れんげ組》ドーナツ
五感の中で1番、反応したのが「嗅覚」じゃないですか~。
くんくん。 この笑顔が思わず食べたくなっちゃういい匂いだったのがわかりますよ~。
写真だと見えにくくなってしまいましたが、ドーナツにかわいいほっぺを描いていました。子どもたちが描く顔って本当に心が癒されますよね。
黒のクレパスでくるくる。チョコ味のドーナツの完成! これはお母さんのドーナツなんだよね。
こんなドーナツあったら買いたい! 大きなドーナツの中に、チョコ・抹茶・プレーン・・・などなどいろんな味が楽しめるんですよ。
《年少・たんぽぽ組》三色だんご
こちらもおいしそうな題材だったので、「嗅覚」くんくん、かなあと思いきや、ああ~~、その感覚もそうそう、だって五感を感じて描こうだからその感覚も大事なんだけど・・・「触覚」
もうすでに、スライム状態
びよーん。のびるよ! うん、その感覚も大事だね。
もはや、三色だんごの原型をとどめていない状態まで触覚全開。よし、そのフル回転させた感覚のもと、描いてみよう! 同じだんごなんてひとつもない全員がそれぞれの思いの絵が描けましたね。
《年長・すずらん組》そら豆
すずらん組のお部屋に入ると、子どもたちから、「先生、この匂いかいでみて!」とそら豆の匂いを嗅ぐと・・・嗅ぐ前から、「くさいでしょ。」と笑われましたが、くさい、くさいといいながらもクセになるのか何回も匂いを嗅いでいた子どもたち。
さやの中に入っている豆の感じを触って感じてみたり。すずらん組さんは誕生表や窓絵が「そら豆くん」の絵本が題材になっているので、子どもたちもそら豆ストーリーに入っていきやすかったかな。
大きなそら豆を描いてかわいい手や足もついてます。その横の緑もそら豆かと思いきや、こちらはベッドのようです。ベッドの方がそら豆くんよりも小さくてどうやって寝るんだろうねえとお母さんと一緒に笑ったりと、描きながらもみんなお母さんと一緒に和やかな雰囲気の中、描くことができていました。
《年長・ゆり組》うさぎ(もふちゃん)
ゆり組さんの題材は、長い間、外のうさぎ小屋で過ごし、その間はなかなか近くで子どもたちと接することがなく、半年程前に長年過ごした家が老朽化のため取り壊され(家を失い)、ケージ生活を送ることになったもふちゃん。しかし、そこからもふちゃんの人生が一転し、「もふちゃん可愛い♡」と距離が近くなったことで絶大な人気を得る、桃花台ひまわり幼稚園の遅咲きアイドルとなったのです。
と、もふちゃんの紹介から始まりましたが、視覚「よーく見てみよう!」聴覚「時々、クックとか鳴くときもあるよ」嗅覚「どんな匂いかな。意外と臭わないんですよね。」触覚「ふわふわしてる~」味覚「これはできないですねえ」
年長さんはまずは1色のペンで絵を描き、その後で絵の具で色をつけていっていました。
横に置いてあった、もふちゃんのごはんまでちゃんと細かく描いてくれていたり。
こちらも、それぞれのうさぎストーリーが頭にどんどんと浮かんでくるようで、すごいなあ。
もふちゃんの車の中には、お友だちがたくさん窓から顔を出していたり・・・絵本ができそうなくらいお話が湧いてくるようでしたよ。
《年長・染物》
そして、染物体験も。 お家から、染めたい白いもの(ハンカチ・靴下・雑巾などなど)持ってきてくださ~いと声をかけさせていただき、「きいろになったよ!」 (これは玉ねぎの皮の液を選んだのかな)
色々な物が色々な色に変化することをお母さんと一緒に体験。面白かったのが、意外と、白いマスクを染める方が多く・・なるほど~(それはアベノマスクと言われるものでは)ここで、このように利用されてきっとアベノマスクもうれしいと思いますよ。ふんわりと玉ねぎの香り付きになったしね。と、2日目もにぎやかに楽しい保育参観となりました。
賑やかすぎて・・・ 自らこちらのネットの中に(まるで、罠をしかけたように見えますがこちらは遊具です)入り、楽しんでいたり。
明日は保育参観最終日です。明日、参観の保護者の皆様、お待ちしております。明日は子どもたちがどんなストーリーを作ってくれるのかまた楽しみです。
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保育参観1日目(年少組・年中組)うれしかったかな、照れちゃったかな
子どもたちが、入園進級してからはじめての保育参観がありました。2ヵ月もまだ経ってなく、また、その間にはゴールデンウィークなどの長い休みがあったりと実際はまだ数日なのかもしれません。その短い間に、子どもたちたくましくなっていましたよね。
あっ、でも、保育参観あるあるで、あれ?いつもは元気いっぱいなのに今日は照れちゃってる? だったり、大好きなお母さんを前に可愛い甘えん坊さんになっていたり・・・だったかもしれませんがそれも大丈夫。
今回もまだコロナ禍ということで、密を少なくするため各学年2日間設けていますのでどちらかの日に別れていただくことになりました。そして今回、各学年みんな、『五感を使って描こう』に取り組みます。(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)
よーし! みんなの感覚をフル回転させよう!
《年少・たんぽぽ組》三色だんご
先生が手にしているだんごをじ~っと見つめて~ (これは視覚)
いつもだと、食べ物なので、手で触ってはいけませんのところを今日だけは触ってみると・・・ぷにぷに だったり。(触覚)
ちょっと今回はこの場では食べることはできませんでしたがお家では食べたことあるかな。 (味覚)ああ~、それは、みんなで見るんだよ~。おいしそうだから、思わず自分のところに持ってきちゃったり・・・。
だんごはブンブン振っても音はしないなあ。特に音はなし・・かな。(聴覚)
と、こんな感じで子どもたちの無限の感覚をフル稼働させて、それで感じた自分の思いの「三色だんご」を思い思いに描いていくのです。おっ、赤・紫・黄・黒・茶・・・カラフルな〇がいっぱい! 最初は三色だんごの色をそのまま描いていたのですが、描きすすめていくうちにいろいろな色の〇。描きながら、「いちご」「チョコレート」「ぶどう」なるほど~~、いろいろな味のだんごへと思いが広がっていったんですね!しかもすごいのが、黒を指さして「チョコレート」と言ったあとに、茶をなんていうのかなと思ったら、「コーラ」と。すごいいい~~。
このように、見たものをそのままじゃなくていいんですよ。感じて子どもたちの頭の中で世界に一つだけしかないストーリーができあがるのです。他のクラスはどうかな~~。
《年少・れんげ組》ドーナツ
こちらもおいしそうな題材ですねえ。
プレーンの黄色っぽいドーナツと茶色っぽいチョコレートの2つを見て描いていたのですがこちらも、いろいろな味のドーナツが登場していました。子どもたちはいろいろな味が食べたくなるのかな~。
もう出来ちゃったよ~と自由あそびに入ってからも、自分の自由画帳に引き続き、おいしそうなドーナツをたくさん描き続けていたり。まだ、ドーナツストーリーが広がっていましたね。
入園式の時にお母さんやお父さんと一緒に自分の物をしまったりしたのが始まりで、今ではすっかり自分のロッカーの場所はもちろん、何をどこにしまうのかもわかるよね。その姿にも、すごいなあ~。
思わず食べたくなってしまうおいしそうなものを描いていた年少さんでしたが、年中さんはどうかな?
《年中・ばら組》かめ
ばら組のお部屋で育てている「かめ」を描いていました。 おいしそうにはなりませんでしたね。なので、味覚はちょっと無理かな。でも、年少さんの題材では難しかった聴覚、かめさんは動いたりしてよ~く耳をすますと音がきこえたりもしたり。
いつも同じお部屋でいつも一緒にすごしているかめさんなので、子どもたちの手もどんどんと動いていました。
かめは1匹でしたので、紙の大きさいっぱいに大きなかめを描きながら「おとうさんだよ」と、見ていたかめが1匹だったので家族を描いてあげたんだねと優しいなあというストーリーがあったり。《年中・すみれ組》くつ
こちらも、おいしそ~~にはならないので味覚は難しいですが。嗅覚はどうだったかな~~なんて、みんなお母さんがきれいに洗ってくれてあったよね。今日だけは、机の上にくつを置いても大丈夫。(あとでしっかり消毒しました)
赤色の靴を見ながら描いていても、描かれているくつはとってもカラフル。まるで、くつのデザイナーのように夢中になっていたり。
「これはね、〇〇ちゃんのくつだよ。」と、妹のくつも描き、家族のあったかくつストーリーいいですねえ。
保育参観終了です~、え~、お母さん帰っちゃうの・・・え~ん。な場面もありましたが、子どもたち、気持ちを切り替えることも早くなりましたよ。すぐにお友だちと遊びはじめたり、給食の準備に入ったりと、みんな大丈夫でした。
明日から、参観が始まる年長さんは、今日は、「はじめての剣道」でした。剣道の先生が来るからね~なんて話していたそうですが、子どもたちからは、「やっぱりね~」 と、登場したのは、毎度おなじみの元気いっぱいの和田先生。そうです、和田先生は剣道の達人なのですよ~。
今日は、防具の名前や説明、剣道を行う時の礼儀作法のお話を聞き、実際に足の構えをやってみました。前に足を出して「やあ~~!」と声を出し、逆に後ろに足をひく時には無言でさがるという動きも初体験。明日は保育参観2日目、年少組と年長組 になります。明日は、子どもたちからどんなストーリーが広がるのか楽しみです。