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お米ができるまでって大変なんだね(脱穀体験 年長組)
みんなが毎日、「いただきまーす。」と口にしているお米。いただきますと口に入るまでがどれだけ大変なことなのかを、年長さんは6月の田植え、そして11月の稲刈り・脱穀までを実体験して感じてくれたのではないでしょうか。
ひょろっとした小さな苗をそっと手に持ち、どろどろの中に入って植えましたね。
泥の中に入ったついでに、もう、どろんこになっちゃえ~って遊びましたね。うわぁ~~、真っ黒。ちょっぴり、みんなが幼く見えるような・・懐かしいなあ。
子どもたちの成長と共に、お米の苗もぐんぐんと育ち、2週間前くらいには、稲刈りに行きました。立派に育った稲穂を見てビックリしましたね。そして、子どもたちの初めてのカマの使い方が上手でそちらにもビックリ。頑張って稲刈りしました。
みんなが刈った稲は2週間程、日に干されて、いよいよ、今日は、脱穀をしに出掛けました。今日も姉妹園の村中保育園までバスで行き、そこからは歩いてすぐです。
ずっと、桃花台ひまわり幼稚園の年長さんがお米作り体験を続けていけているのも、こちらの田を管理している後藤さんご一家とお手伝いの方のお陰です。本当にお世話になりっぱなしです。どうもありがとうございます。いつも、子どもたちのこともたくさん褒めてくださり、私たちも嬉しくなります。褒められるってうれしいね。
今では、電動の機械や農具を使用して時間や手間も昔よりは少なくなっているのかもですが、子どもたちは、後藤さんがずっと大切に使用している昔の農具で体験してきました。もう、この農具はなかなか見かけることもなく、貴重な体験ですよ~。『足踏み脱穀機』 ドラえもんがポケットから道具を出す時な感じで、「あしぶみだっこくき~~」
周りに散らばらないように、回転する筒の周りにカバーがかけられていますが、こちらはもう100年程前の物だそうです。大切に使っていけば、長く使えるんですよ、の話は、脱穀機に限らず、身の回りの物なんでも当てはまりますね。そして、こちらの脱穀機は足踏みなので、ガソリンや電気は一切必要なく、必要なのは、「元気」。うん、元気じゃないと、これ踏めないもんね。まずは、見本をみせてもらい。 ギイ、ギイ、シュー、シュー(例えの擬音語が難しいのですが)と、いい音を立てて勢いよく回転し始めて、さすがです。
よーし、やってみよう! これが、けっこう難しく、まず、稲の束を力をいれてギュッと持っていないと束ごと吸い込まれていってしまうし、足踏みのタイミングがずれると、回転が逆になってしまったりするんです。
難しそうだから、やりたくないなんて子はひとりもいません。みんな、「やってみたい!」です。何でも、やってみたい!って気持ちが大切なんです。 みんな大事に稲の束を持って順番を待ちます。
足踏み脱穀機で稲穂からモミが落とされました。そして、今度は次の段階。
次に登場したのは、『唐箕(とうみ)』 「とうみ~~」
こちらも同じく100年程前の農具になります。先ほど、脱穀機で稲穂から落とされたモミにはまだまだ稲穂の残り?というか、草?というかお米になる部分ではないものが混じっています。それを、この唐箕を通して、更にきれいに分別するのです。ハンドル部分を持ち、くるくるとまわして中に風を送ります。そして風の力で分別する仕組みになっています。この、くるくると回すだけで、簡単に見える作業も早すぎてもダメ、遅すぎてもダメと難しいのですが、子どもたちはすぐに回すリズムを掴んで「じょうず、じょうず。」と褒めていただけていました。すごいですよ。
くるくると回して、更にきれいになってお米が出てくる所に置いてあるものを、「あっ、これ、どじょうすくいのみたい。」には、みんなで笑ってしまいましたが、逆にどじょうすくいがよく出てきたなあ。
お米の部分が取れて、ワラになった部分は短く刻んで、また、この田の上にまきます。これは、この場で腐っていき、肥料となり、また次のお米作りに繋がっていくんだよ、次の年長さんになる子どもたちがまたここでお米を作っていくために必要なんだよという話を聞くと、逆にこの子たちがこうやってお米作りができたってことは、卒園児の子どもたちが最後にワラをまいていってくれたからなんだなとずっと繋がっているんだなと感動してしまいました。
ぶわぁ~と思いっきり、ワラを青空に向けてまいて気持ちよさそうでした。 白バッチさんになって今度は年中さんがお米作りを体験する頃には、こうやってワラをぶわぁ~ってまいてくれていたこの子たちは、小学生になってるんですね。と、もはや早すぎるじ~ん。お米ができるまでって、どろんこになって苗を植え、稲刈りまでは、ずっとお世話になりっぱなしでしたが、稲刈りをして、そして脱穀をして、でもまだこれで出来上がりではありません。その後の食べられるまでの作業はお願いし、今度は、おもちつきの時にこちらのお米を使用する予定です。今回は子どもたちが育てていたのは、白米ではなく、緑米というもち米の種類になります。桃花台ひまわり幼稚園米でどんなおもちが出来上がるかな。
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さ・さ・寒い~、もう冬?でも子どもたちは元気いっぱい
秋の深まり、秋を感じますね~、などとお話していましたが、いきなり、
さ・さ・寒い~~。 朝からつい、「寒いですね~。」からのご挨拶となってしまっていました。本格的な冬となれば、もっともっと寒いはずなのですがこの寒さにこれから耐えらるのか、昨年はどうやって冬を越していたのかと心配になってきますよね・・・は、大人だけかも。子どもたちは、寒さなんてなんのそので朝から元気いっぱいに外で遊んでいました。
これから、鉄棒はキ~ンと冷えていると思うのですが、これも子どもたちは平気のよう。逆上がり・前回り・足掛け回り・地球回り(地球回りという名前がおもしろいですね。)
こちらも、鉄棒と同じく、寒い時はキ~ンと冷える雲梯にも。 「ウッキキー!「」 「あっ、猿、み~つけた!」
寒さの中でも、猿ごっこがスタート。 子どもは風の子とはよく言ったものです、その通り。「こっちだよ~~」 スルスルとジャングルジムも登り、本物のお猿さんもビックリなくらいかも。
寒さの中でも元気いっぱいに走り回っているうちに体もポカポカしてきます。
子どもたちがお部屋に戻った後。 バケツの中に砂とたくさんのどんぐり。 子どもたちが遊んだ後の形跡を見つけると、なんだか顔がニコッとなり、心もポカっとなります。 たくさんどんぐり拾ったんだね。 どんぐりごはんでも作っていたのかな。
うさぎのもふちゃんのケージの中をよ~く見ると、さざんかの花びらが1枚。 いつの間にか、誰かが入れたのでしょうが、これもきっと、もふちゃんのお家にきれいな花びら見つけたから入れてあげるねという可愛い優しい気持ちで入れたんだろうなあと思うと心がポカっ。
今日の年中さんと年長さんの体操は楽しそうでしたよ。
ホールがワイワイと賑やかになってると思ったら、玉入れをしていたんですね! 運動会の時には、おじいちゃん・おばあちゃんを応援した玉入れです。みんなもやってみたかったよね。
でも・・・予想以上に・・・難しい・・・なかなか入らないね。どうやったら、たくさん入るかな。 そうだ、まず、たくさんの玉を持てばいいんだと思いつき、手にもてる限りの玉を掴んでいたりと子どもたちなりに考えます。おもしろいですよね。
よーい、ピ~~ の合図で一斉に投げ入れます。 頑張れ、頑張れ!!
子どもたちを見守る、みんなのお父さんのような土山先生がお母さん座りをして優しく応援してますね。
ああっ!! 年長さんの廊下にあった、新聞紙で覆われた巨大な玉? 丸? が、いつの間にか変化してる!! 青っぽい色に変化した巨大な玉は今後、どのようになっていくのでしょうか。 巨大玉の変化もお楽しみのようです。
寒~い1日になりました。これからも、日に日に寒さが厳しい季節に入っていきますが、寒さに負けない、強い体を作っていかないと。たくさん食べて、ぐっすり寝て、たくさん体を動かして遊びましょう。
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塗ったり、貼ったり、切ったり・・芸術は止まらない~
先週の親子遠足での秋晴れの青空とはうって変わりの、久々の雨降りの1日になりました。でも、今1番、盛り上がりをみせている共同作品作りは雨でも大丈夫。今日も、塗ったり、貼ったり、切ったり・・・と子どもたちの芸術魂が止まりませんでした。
子どもたちが色を塗っているのは、全部、これは、『卵の殻』です。
子どもたちが、お家から持ってきてくれる卵の殻が日に日に、形がきれいになっている~という面白い傾向が。「卵を割る時に、きれいに割れるように頑張ってます!」 「あっ! 今日はきれいに割れた。 よしっ!」 という声も。お家ではお母さんたちが頑張ってくれていたのですね。どうもありがとうございます。 すごいですね。 卵の殻きれいに割れたね選手権をしたいくらいです。夢中になって色を塗っていくと、あれあれ、いろんな色の手がいっぱいに。
大丈夫、大丈夫、手は後で洗えばいいよ。
机の上に敷くシートが、もう、芸術家のアトリエにでもありそうな感がすごい。これだけ、みんなの芸術が溢れているんですね。
よいしょ、よいしょ。 おみこしのように運ばれてきたのは、長~いプチプチの梱包シート。大きな廃材を使って何か作り始めるみたいですよ。大きな動きで大胆な制作をする子、また、小さなビーズを手にとり、器用に1つ1つ付けていくという丁寧に制作していく子。これやってみたいな、今度はあれやってみたいな、とその時の気分もきっとあるのでしょうね。みんな、自分が今、やりたいことを見つけて頑張っています。頑張ってもいるけど、楽しんでますの方があってるかな。
年少さんでも、セロハンテープを切って、貼るということもいつの間にか出来ちゃうようになってたね。慎重に貼ってる姿も可愛いなあ。
運動会の時もそうですが、このように子どもたちが集中して制作している顔は真剣です。本人たちは真剣に取り組んでいるのですが、その顔が真剣すぎて、大人から見ると、子どもたちのこの顔も可愛いですよね。
と、幼稚園では雨降り関係なく、このように今日も芸術魂溢れていました。今週がスタートしたばかりですが、明日はまた祝日でお休みになります。ちょっと変な感じもしますね。 今度、みんなが登園する水曜日は晴れるかな。やっぱり、外で元気いっぱいに遊びたいですね! 晴れますように・・・。