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どこにも売ってない、世界にひとつしかない茶碗を作るよ(陶芸体験 年長組)
バス到着~。
ピ~ピ~ピ~、バックします 定位置に駐車完了! バスが2台駐車完了するまでを見届け、運転手さんにタッチしてバイバイしてからお部屋にいくというコースがバス大好きっ子の毎日のルーティーン。運転手さんもうれしそう。
その後ろで、「先生、大変!!」 小人が1人、倒れてるじゃありませんか! 今すぐ助けるからね!よっこらしょ(小人だけど、重さはかなりな重量)無事救出
よーし、今日も、幼稚園はじまるよ~~年長さんになると、お作法という時間があり、茶筅でお茶を点てたりすることも体験します。そして、3月には集大成としてお家の方をお招きしてお茶を点てます。その時に使う抹茶茶碗を作るのです!
なので、今日はお作法の時間ではなく、陶芸体験。陶芸の加藤先生に教えていただきます。
「お願いします!」幼稚園で初めての体験。初めて見るものもたくさん。先生の説明を聞く姿も、さすが年長さんだなと感じますね。
普段の粘土あそびの腕はかなりな腕前の子どもたちですが、今日の粘土はいつものとはちょっと違うぞ。
ぐいっと、ちょっと力がいるぞ。
底にする部分の粘土を少し残し、残りをくるくると丸めていきます。手のひらを使い、丸くしていく動作は普段の粘土あそびから子どもたちも自然とできています。でも、いつもより大きなまるなので、子どもたちの小さな手でごろごろといった感じで頑張りました。
きれいなまるにしたら、お化粧をするように片栗粉をつけたパフのようなものでパフパフしてから、今度は広げていくよ。
まるめてから、平たくしていくという動作、これも普段の粘土あそびでよく見る光景。「ピザだよ~!」とかやってた遊びがここで効果を発揮!
そう思うと、普段の粘土あそびで、子どもたちがしている動作って、種類は違うけど粘土という意味では同じこの陶芸にも色々と繋がっていくんだなあ。まあるく平べったくした、まさしくピザ生地のようなものが出来たら、茶碗の型に被せていきます。
「帽子みたい!」 「UFOみたい!」
被せたら、帽子のつばのように広がって飛び出た部分を竹串でそぎ取っていきます。
そして、次はみんなのお得意な、「へび~~~」なんて言いながら、粘土を長くしていく動き。ヘビを作って(ちょい短め)くるっとして茶碗の底にくっつけましょう。
ドーナツみたいにしてくっつけた底の部分は最後は先生がくるくる~~っとしたら、まあ!不思議!あっという間にもっともっと茶碗に近づきました。
ここまで来たら、茶碗になってきたぞ~と、まずは、ホッ。
そして、ここからは、またまた子どもたちが楽しい工程が。
クッキー型や、模様を付けていくものがたくさん用意されていて、自分の好きなものを選び、自分の茶碗をデコレーションしていくのです。どれにしようかな~と選ぶのだって楽しいね。子どもたちの頭の中は、どんな茶碗にしようかでわくわく。
まさにクッキーを作る時の工程と一緒、平たくした粘土の上に型をおいて抜きます。
そして茶碗に、粘土の泥を塗って抜いた型を貼っていくのです。この泥がボンドやノリと一緒の役割をしてるようです。
みんな順調に進めているように見えますが・・・・・先ほど、使った竹串でグサグサ、ツンツンしており、「穴あいた」「それじゃあ、お茶こぼれちゃうじゃん!」 、あれもこれもと貼れるだけ飾りを貼り「重っ!」になってたりと、ちょっとしたハプニングは続出しておりましたが。
いいの、いいの、初めての陶芸体験なんだから。幼稚園の年長さんが作る茶碗って考えると、どの子のも上出来!上出来!
これこそ、みんなちがってみんないい なのです。 もう、この時点でみんな違うのですが、これで完成ではありません。
焼いて、釉薬という薬を塗って、また焼いてという作業を経て完成なのです。そして選ぶ釉薬の色もみんな自分で選んだ色になってきますのでまた違いが出てきます。焼く作業は先生にお願いしますが、後日、釉薬という薬を掛ける作業は体験する予定です。出来上がりが楽しみです。陶芸をしていた年長さんの横のホールでは何やら元気な声。年少さんが、「よーい ドン!」
運動会を初めて経験する年少さんでも、とにかく、「走ること!」は大好き。しかも、思いっきり走れるなんて最高!な気持ちのよう。
そう、それでいいのだよ。
「よーい!」のポーズを、「見て見て!」 うん、かっこいい!年中さん、2クラスで対抗しての大玉ころがし。
「わ~~い!!」と飛び跳ねて喜んでいるけど、こちらは2位の方。今週は3連休明けの火曜日スタートだったせいか、明日はもう、週末金曜日です。明日も、いっぱい、「わ~い!」って喜んだり、はしゃいだり、頑張ったりしましょうね!